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豪などから代わりの小麦輸入へ7月5日 22時56分
アメリカ西部のオレゴン州で、無許可の遺伝子組み換え小麦が見つかった問題で、政府は、オレゴン州から輸入が再開できるまでの間、代わりとなる小麦を、オーストラリアなどから輸入することを決めました。
アメリカ西部のオレゴン州の農場で、無許可の遺伝子組み換え小麦が見つかったことを受けて、政府は、オレゴン州が産地で、菓子の原料などに使われる品種の小麦の輸入を停止しています。
この問題で農林水産省は、輸入停止が長引けば国内の供給に影響が出かねないとして、代わりとなる小麦をオーストラリアやアメリカの別の州などから輸入することを決めました。
また、問題の発覚で流通が止められている17万トンの小麦は、遺伝子組み換え小麦の混入が確認されなかったものについては、順次、製粉会社などに販売することにしています。
農林水産省は、「今回の措置によって国内で必要な小麦は賄えるので供給への影響はないと考えている」と話しています。
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