本仮屋ユイカ、リイナ初共演　プロの顔と仲良し姉妹の顔が交錯

　女優の本仮屋ユイカ（２５）と、４月に東海テレビ＝フジテレビ系に入社した妹のリイナアナウンサー（２２）が共演し、名古屋ロケで一日を過ごした。リイナアナが大学生時代にバラエティー番組で共演したことはあるが、アナになってからは初めて。プロの顔と仲良し姉妹の顔が交錯したロケとなった。

　共演したのはリイナアナが出演中の情報番組「スイッチ！」（月〜金午前９時５０分）。高井一アナ（５９）に導かれ、名古屋港水族館とあんかけスパゲティの「ヨコイ」、和風喫茶店「おかげ庵」の３カ所を回った。

　ロケでユイカが気付いたのは「リイナちゃん」と口にするたびに感じた視線。「リイナ」の名前は結構広まっている。女優というより、「リイナアナのお姉さん」として認知されている雰囲気に喜びが湧いてきた。

　同局（名古屋市東区）に戻ってからの収録終盤、ユイカが「泣き虫のリイナちゃんが家族と離れ、知らない土地で働くことなど想像することもできなかった」と手紙を読み上げると、リイナアナの目には涙が。

　画面ではおっとりした雰囲気のリイナアナだが「家族の中ではしっかり者。諸事万端で家事、料理、整理整頓もできる」とユイカは尊敬のまなざし。一方、リイナアナは「家での姉は天然なのに今日の仕事ぶりはプロ。頭の回転がはやく、表現も的確」と姉の一面が新鮮に映ったようだ。

　妹からたまに送られてくる録画映像に飽き足らず、ユイカは「生で見たくて２回、名古屋に来た」そうだ。夜に名古屋入りして１泊し、番組を見てそのまま帰京。中でも一番印象に残っているのはリイナアナがデビューした名古屋・鶴舞公園の花見ロケ。「つたない部分もあるけれど、堂々と伝えていてアナウンサーとしてやっていけるとほっとしました」

　収録後、「お姉さんには成長したリイナをことあるごとに見てほしい」と局担当者が次の共演を示唆するや「やった！！」と２人はハモって大喜び。局のマスコットキャラクターに遭遇すると「キャー」と大興奮。「かわいー」「意外と人間っぽいねー」と仲良し姉妹に戻ってはしゃいでいた。

　姉妹のロケは東海３県で１５日に放送する。