超絶。一夜にして国民的暴力夫になり果てた真相とは!?
── 突然にもほどがありますよね。怖いなぁ……。
松野:「後から知ったんですが、出て行く半年前から弁護士と計画を進めていたみたいなんですよ。でも、ボクはそんな動きにまったく気づかなかった、マヌケですね」
── で、年が明けて数週間後にあの伝説的記者会見が突如行われるわけですよね。
松野:「あれはホントもう最悪ですね。会見なんてやるなんて全然知らなかったし、しかも離婚会見なのになぜか金屏風、それじゃ結婚会見でしょって。で、ヒステリックにたたみかけるんですよ『暴力夫!女の敵!!』って 」
── いわれもないDV疑惑をかけられたと。
松野:「当時も『もしかして無意識にそういうことをしてしまったんだろうか?』と、じっくり考えてもみましたけど、全然思い当たらない。ホント、『暴力って……、この人たちは誰の話をしてるんだろう?』って悩みましたよ」
── 身に覚えもないと。他にも散々言われちゃってましたよね。
松野:「ボロクソですよ。『会社の金銭を使い込んだ』とか、『子どもに虐待した』だとか、もうめちゃくちゃです(苦笑)。あの会見の放送を見ていて『結婚生活は地獄絵図のようだった。私も子どもも憎悪と嫌悪感しか生まれてこなかった。結婚して幸せと思ったことは一度もない。あの人と離婚してほしい。お母さんがいない時、私がどんな思いで留守番をしているか。このままなら私が出ていくっていう子どもの話を聞いて決意した』って言葉を聞いたときは悔しくて、情けなくて涙が止まりませんでした。『なんで? なんでそんな嘘を言うの?』って(号泣)」
── ……、ま、松野さん。大丈夫ですか? そもそも、松野さん的には元・奥様が非情な行動に出られた原因はどこにあるとお考えなんですか?
松野:「これはね、まあ、ほんとにこれはボクの憶測であり、今となってはどうでもいい話なんですけど……」
~ここから、あくまで"松野氏の見解"が続くわけですが、見解といえど、あまりにも危険過ぎる内容なため、ゴージャスパワーでもってNO掲載~
── それがかりに真実だとしたなら……ってな話ですねぇ。
松野:「この会見が発端となって、日本中をお騒がせした泥沼の離婚裁判劇場が封切られるわけです。そもそもね、ボクは『離婚したい』っていうだけなら、もちろん彼女を愛していましたし嫌でしたけど、ちゃんとした原因があって離婚したいっていうならしてましたよ。でもね、むこうが訴える原因ってあまりにも理不尽なことばかりで……、ボクはですね、『離婚することを認めない』ってわけじゃなく、『離婚をしたい原因とされていること』についてに納得がいかなかったんですよ」
── その原因とやらのおかげで、松野さんは社会から完全に抹殺されちゃうわけですが。
松野:「離婚騒動時の報道、マスコミの視点は『松野がなにもかも悪い』的なものばかりでしたからね(苦笑)。今で言うストーカー扱いをされて……、報道の内容も歯止めが効かなくなっていって、『夫婦生活盗撮した』だとかはもう最悪でしたね。で、落ち込んで、誰にも会いたくなくなって家でジッとしてたら『松野、妻の家にろう城』です。嘘だらけの報道でボクの社会的信用はゼロになり、仕事もなくなってお金も底をついてきて、就職活動もしたんですけど」
「涙の就職活動の果てに。泥沼離婚裁判劇、開幕。」ヘ続く
PROFILE