ECBの低金利維持する方針は景気動向次第=フィンランド中銀総裁
[ヘルシンキ 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁は5日、低金利を維持するとのECBの方針について、景気が低迷している限り有効との見解を示した。
同総裁は、フィンランドのYLEテレビに対し「変化があれば、考慮する。すべては景気動向に左右される」とし、状況が改善した時点で、ECBは低金利を維持するとの方針を再度検討する考えだと述べた。
ECBは4日の政策理事会で、長期的に金利を低水準に維持する方針を示し、さらに引き下げる可能性もあると表明した。
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