800万円詐欺被害 未遂容疑で男逮捕 島田署

(2013/7/4 7:14)
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 島田市内の無職男性(76)が6月17、26の両日、金融商品の違約金を名目にした受け取り型詐欺とみられる手口で400万円ずつ計800万円をだまし取られていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。この男性から現金をだまし取ろうとした自称フリーターの男を島田署が同日、詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕した。同署は関連を調べている。
 逮捕されたのは自称京都市下京区の男(33)。逮捕容疑は仲間と共謀して男性に金融商品の名義貸しを持ち掛け、違約金名目で現金400万円をだまし取ろうとした疑い。
 男は「荷物を取りに行っただけ」と容疑を否認しているという。
 同署によると、男性宅に5月、金融商品のパンフレットが郵送で届き、関係者を名乗る男から「迷惑を掛けないから名義を貸してほしい」と電話があった。その後、「名義貸しは違反になる」「3口1200万円の違約金で終わりにする」などと複数回の連絡があり、男性は現金を渡してしまったという。
 男性は「3回目の違約金支払いが近くある」と同署に相談。3日、署員が張り込みしていたところ、男が現れた。

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