〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「小陽線」、高値引けで騰勢の強さ示す
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[東京 5日 ロイター] -
〔株式マーケットアイ〕
<16:20> 日経平均・日足は「小陽線」、高値引けで騰勢の強さ示す
日経平均の日足は、高値引けの「小陽線」。新たなマド(1万4093円02銭―1万4149円50銭)を空けて上伸し、3日の直近高値(1万4164円77銭)を抜けた。「かぶせの上抜け」と呼ばれる強い足であり上値余地が広がる形状だ。すでに下方の25日移動平均線(1万3298円72銭=5日)は上昇に転じている。25日線が75日移動平均線(1万3533円89銭=同)を下から上抜けばゴールデンクロスの強気シグナルが点灯する。当面の上値は1万4500円の心理的節目と、一目均衡表の「雲」上限値(1万4736円60銭=同)がメドになる。一方、下値は5日移動平均線(1万4067円14銭=同)がメド。一貫した上昇トレンドの75日線は支持線として機能しそうだ。
<15:32> 新興株式市場は堅調、サイバー など主力株が買われる
新興株式市場は堅調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに反発した。「時価総額上位のネット株やゲーム株に資金が集まった」(国内証券)という。サイバーエージェント 、楽天 が高く、ガンホー 、コロプラ もしっかり。半面、リプロセル 、オンコセラピー・サイエンス は売られた。
<14:38> 日経平均は高値圏、先物主導で上げ幅拡大
日経平均は高値圏、1万4200円台後半で推移している。14時30分現在の東証1部売買代金は1.7兆円と低水準。市場では「先物にまとまった買いが入り上げ幅が拡大した。1万4250円のコールオプション売り方が先物にヘッジ買いを入れ、裁定買いが誘発されたようだ。今晩の米雇用統計についてはどんな内容でも悪い解釈にはならないとの楽観的な見方が広がっている」(大手証券)という。
<13:07> 日経平均は堅調持続、前場高値を上抜く
日経平均は堅調持続。見送りムードから売買代金が盛り上がりに欠けるなか、前場高値1万4220円34銭を上回って推移している。
米量的緩和の早期縮小をめぐって今晩発表の米雇用統計に注目が集まっているが、市場では「米緩和縮小の影響はすでに織り込み済みであり、足元では米景気の強さを素直に評価する地合い。米雇用統計が市場予想から上振れれば、米株上昇とドル高/円安が進行し、日本株に追い風となる」(国内投信)との見方が出ている。
<11:02> 日経平均は堅調もみ合い、円じり安や上海株高で買い安心感
日経平気は堅調もみ合い。1万4200円近辺で推移している。
市場では「寄り付きから主力株が相対的に強く、海外投資家の資金流入がうかがえる。円がじり安基調にあるうえ、上海株が小幅高となっていることで買い安心感を誘っている」(国内証券)との声が出ている。
<09:30> 日経平均は一段高、非鉄・電機などが買われる
日経平均は一段高。上げ幅は一時200円を超えた。非鉄、電機、証券、繊維などが高い。不動産はさえない。市場では「欧州株高や円安を受けて海外勢中心に買いが先行している。前日の米国市場が休場だったこともあり、フローが膨らんでいるわけではないが、1万4000円台はそれほど累積売買高も多くなく、戻り売りを順調にこなしている」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
<09:10> 日経平均は3日ぶり反発、欧州株高や円弱含みで買い優勢
寄り付きの東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発。前日の欧州株式市場が大幅反発したうえ、外国為替市場でドル100円台前半と対ドルでの円弱含みが支援材料となり、前日比で150円超の上昇となっている。海外年金によるコア銘柄への買いが観測され、ハイテク、自動車など主力輸出株や金融株中心に幅広く値上がりしている。
一方、今晩発表の6月米雇用統計を控え、見送りムードが広がりやすく、朝方の買い一巡後は伸び悩む展開も想定されている。
<08:26> 寄り前の板状況、自動車株は買い優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、日産自動車 など自動車株は買い優勢。ソニー 、パナソニック などハイテク株は売り買いきっ抗となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢。
一方、大手銀行株では、三菱UFJフィナンシャル・グループ はやや買い優勢だが、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買いきっ抗となっている。
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