俳優の千葉真一(74)、谷隼人(67)、芸人の小島よしお(32)、女優の福永愛美(25=柔道2段)らが4日、東京・荒川区の「朋友柔道整復専門学校」(藤原喜明理事長)で、アクション大作「ベルリンファイル」(13日公開)の大ヒット祈願イベントに出席した。

　あの「キイハンター」コンビが40年ぶりに復活。千葉は台本を無視し、時間を大幅に延長して福永、小島らに熱血指導しつつ「俳優とは心を鍛えること」「アクションとは文章です。ジャズです」と名言を連発した。

　次第に真剣な表情になった小島だが、千葉のハリウッド進出エピソードをネタに「英語がしゃべれなくてもそんなの関係ねえ」と起死回生の持ちギャグを繰り出すと、千葉は初めて小島の正体に気付いて「あ、それ、君がやってたんだ。テレビで1回見た」と大笑い。

　小島はさらに「お2人に負けないよう若者も頑張らないと。年なんてそんなの関係ねえ」と畳み掛けたが、千葉の構想する「ニューキイハンター」に「ぜひ出演したい」と手を上げると、千葉に「そんなの関係ねえ」と断られズッコケた。

　千葉は「ギャグはたいしたことねえ。もう下ネタはいいだろう。赤いパンツ出さなくても。俺の趣味に合わんと思うけど、そんなの関係ねえか」と小島をたしなめつつ「今度、稽古においで」と優しく声を掛けた。