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【サッカー】

本田 ミラン入り合意

2013年7月5日 紙面から

 【ミラノ(イタリア)酒巻陽子】日本代表MF本田圭佑(27)と、イタリア・セリエAのACミランとの入団交渉がまとまったと、イタリア国内の各メディアが4日、一斉に報じた。ミランの最高幹部と本田側の代理人が3日に交渉し、条件面で合意に達したという。入団時期は本田と現所属のCSKAモスクワの契約が満了する来年1月。ただし、今後行われるクラブ間交渉の展開次第では、ミランが移籍金を支払って今夏の入団が成立する。

 本田のイタリア行きがようやく実現する。各紙によると、ミランのガリアーニ副会長と本田の代理人が3日にミランのクラブハウスで会談し、年俸250万ユーロ(約3億2500万円)の4年契約で合意に達したという。同副会長はメディアの取材に対し、「交渉は継続中」と話すにとどまったが、その際に会心の笑みを浮かべ、本田獲得が事実上決まったことを示唆した。

 今年1月に同じセリエAのラツィオ入りの話が流れたが、今回はまとまったもようで、ミランはこの日、CSKAに対して正式に本田獲得のオファーを出したという。

 本田の移籍先に関してはイングランドのエバートンとトットナムからオファーがあったほか、スペインのバルセロナも興味を示しているとされてきたが、ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「小さいころから憧れだったというミランを最終的に選んだ」と伝えた。本田の加入確定を受け、ミランは今季、EU圏外選手の補強を見合わせる。

 入団時期についてメディアの多くは、本田とCSKAの契約が終了して移籍金が発生しなくなる来年1月が濃厚としているが、これは現時点でミランが移籍金をまだ用意できていないため。しかし、ガゼッタ紙は「両クラブの関係は良好。CSKAは移籍金を200万ユーロ(約2億6000万円)に下げ、今夏に放出することを容認するだろう」と前向きな見方を示した。

 移籍金捻出のための放出候補である元ガーナ代表MFボアテングと、元ブラジル代表FWロビーニョの移籍交渉が暗礁に乗り上げているが、背番号「10」のボアテングが退団となれば、ミランのエースナンバーを本田がまとう可能性が高そうだ。

 

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