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【大リーグ】

イチロー、逆転口火の二塁打 同級生サバシアの200勝呼び込む

2013年7月5日 紙面から

◇ヤンキース3−2ツインズ

 イチロー外野手(39)が逆転の口火を切った。3日、敵地でのツインズ戦に2番右翼で先発。2点を追う6回、無死一塁から二塁打を放ち、この回3得点で逆転勝ちする導火線となった。

 ワンチャンスにイチローが絡んだ。相手先発ウォルターズの投じた2球目、75マイル(約121キロ)の内角に食い込んでくるカーブを捉えた。打球は右翼ポール際の高さ23フィート(約7メートル)のフェンス上部を直撃。ヤンキースタジアムならば間違いなくスタンドインの大飛球で無死二、三塁と同点機をおぜん立てし、次打者カノの2点適時二塁打とオーバーベイの勝ち越し犠飛を呼び込んだ。

 好機を演出したイチローにジラルディ監督は「相手にプレッシャーをかける大きな一打だった」と称賛。この言葉を伝え聞いたイチローは「うれしいですけど、僕から言うことは別にないです」とサラリ。この日は自身と同じく2001年にメジャーデビューしたエース左腕サバシアが7イニング2失点で通算200勝を達成。自身の打席より、「エースの精神性を備えてるという証しですかね」と同僚の快挙をたたえた。 (ミネアポリス穐村賢)

 

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