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授業でひょうたん食べ児童17人がおう吐・腹痛7月4日 17時7分
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大阪・茨木市の小学校で2日、授業中に食用ではないひょうたんを食べた17人の児童がおう吐や腹痛などの症状を訴え、このうち3人が病院で手当てを受けました。
いずれも症状は回復しているということです。
茨木市教育委員会によりますと、今月2日、茨木市の小学校で4年生の理科の授業中に、ひょうたんを観察した際、教諭がひょうたんを数センチほどに切り、希望した28人の児童に食べさせたということです。
このうち17人がおう吐や腹痛などの症状を訴え、3人は病院で点滴などの手当てを受けましたが、症状は回復しているということです。
教育委員会によりますと、児童が食べたひょうたんは、食用ではない「千成(せんなり)ひょうたん」で、おう吐や下痢などの症状を引き起こす「ククルビタシン」が多く含まれているということです。
教諭は「子どもたちが育てたひょうたんなので味見させた」と説明しているということで、茨木市教育委員会の田中義明参事は「食用でないひょうたんを児童に食べさせた行為は誠に遺憾で、緊急の校長会を開いて詳細を伝え、食の安全確保の徹底を指導していきたい」と話しています。
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