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« 風評被害を防ぐために | メイン | 県議会の海外視察は必要だ »

2011年11月12日 (土)

瓦礫の受入を考えよう

 ※当初「群馬にもエゴイストがいた」というタイトルでしたが、これでは瓦礫の受け入れに反対している方々の気持ちを刺激し反感を招くだけと考え直しました。必要以上に刺激的なタイトルとしたことを反省し変更しました。合わせて記事中の不適切な表現も一部変更しました。なんとしても被災地の瓦礫受入を認めて欲しいと思います。

 7日の上毛新聞記事によると震災の瓦礫受け入れについて、県内44の市町村と一部事務組合のうち40が「受け入れられない」と回答し、残る4市町村・組合は「検討中」としたそうだ。
 受入を拒否する理由は「放射能を怖がる住民の理解が得られないから」だという。悲しい。いったいいつから、群馬県民はこんなにも身勝手になってしまったのだろうか。

 瓦礫と言っても、津波の被害を受けた宮城・岩手の瓦礫である。利根沼田よりもはるかに放射能による汚染レベルが低い場所だ。これを怖がるのは勉強不足知的怠慢としか言いようがない。これではそして身勝手だといわれても仕方がない。
 群馬は対外的になんと言ってるのか。
「群馬の農産物は安全です。」「群馬の観光地は安全です。」
 その群馬県が、自分のところよりも汚染レベルが低い宮城・岩手の瓦礫の受入を拒否するとは恥ずかしくて残念で仕方がない。そんな自治体に、東北から観光客を受け入れ、東北に農産物を出荷する資格があるのだろうか。
 それにしても、自治体に瓦礫受け入れ拒否を申し入れている方々には考え直して欲しい。連中には呆れるエゴイストとしかいいようがない。
宮城・岩手の人達がどれだけつらい思いをしているのか、想像して欲しいることも出来ないのだろうか自分勝手な要求が、被災地の復興をどれだけ遅らせているのか想像して欲しいることも出来ないのだろうか。その結果、自分たちの首を絞めていることに気がついてほしいかないアホだ
 報道では、沼田市がどう回答したか解らない。しかし、今からでも遅くない。市長は震災瓦礫の受入を表明すべきだ。それそこが政治家の勇気というものだ。(杉山弘一)

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瓦礫の受入を考えようを参照しているブログ:

コメント

杉山氏のご意見に大賛成!共鳴します。
「そうだ!そうだ!そのとうりだ」
おぉきな声で叫びたい気持ちです。
沼田の一市民

またも杉山氏の的確な意見、もっともであると拝読。放射能汚染に関し住民に正しい知識の啓蒙不足と思う。沼田市の受入れ可否の見解を聞いて見たいが、星野市長の政治的度量では「否」の返答であろうと推察する。市民に放射能汚染の正しい知識の啓蒙活動を実地してほしい。


地方行政の改革が求められてのに3期目の星野市政にめぼしい改革実績が感じられない。
沼田市のゴミ最終処分場のゴミ収容量はあとが無い。いまだ次の場所が決まって居ない、場所の選定、環境アスセメント、工事期間と準備が必要なのに当局はのんびり構えている。
来年はゴミ問題で騒がしくなるだろう。

そうですよ。
瓦礫受け入れ拒否なんてエゴイズムはとんでもないです。
そんなヤツらには、まず杉山氏がみずから自宅の庭に瓦礫を受け入れて見本を見せてやればいいんです。

 一市民さん
 はい。受け入れますよ。
 宮城・岩手の瓦礫の方がうちの庭のよりも放射性セシウム濃度がはるかに低いのですから、入れ替えていただけると大変ありがたい。

 量的概念を持って事実を冷静に見ないと、東北の瓦礫=汚染されていて危険、それ以外=安全 と言った理解に陥ってしまします。
 一市民さんは私に対して一本とったつもりでしょうが、その前提となる事実認識が間違っているのです。 
 宮城・岩手より、会津よりも、利根沼田の方が汚染されています。しかし、放射能汚染よりも津波による被害ははるかに大きい。利根沼田の汚染など風評被害を除けば取るに足らないものですが、宮城・岩手の津波の被害は深刻です。
 ついでに言えば、宮城・岩手は自然放射線の低い地域で、関西の半分くらいです。どうしても被曝をしたくないと考えて避難するなら、関西よりも宮城・岩手がおすすめです。

今度の東北大震災では沼田は大した被害はなかった。後で降った雨で放射能物質が降った被害が出たが、それとても住民が避難しなければならぬほどの高濃度ではなかった。沼田は震災に縁がない安全なところなのだろうか?
市役所は老朽して大きな地震が来れば危ない。沼田の市役所の職員は、群馬県の市のなかで最も高給だそうだが、昼に大きな地震が来たらひとたまりもない。震度7の地震が来れば職員の半数以上が助からない怖れがある。
沼田にそんな地震は来ない、と星野巳喜雄は信じているようだが、職員のみなさん、いつか来るはずの想定外の大地震に備えて逃げ道くらいは考えて仕事していた方がいい。(想定内)

初めてコメントさせていただきます。11月13日に、札幌市民ホールで「泊原発廃炉提訴提訴記念講演会」がありました(泊原発の廃炉をめざす会が主催)。講演会の最後に、数名の会の呼びかけ人が、聴講者に決意表明や各々気持ちを述べたのですが、ある一人の呼びかけ人が「岩手、宮城の瓦礫を北海道に持ち込まない取り組みをしよう!」と決意を述べました。私の隣に座った婦人は、福島市に実家のある方でしたし、私の実家も盛岡ですので、隣同士で、「東京都だって、瓦礫を受け入れてくれたのに、放射能の影響が少ない瓦礫を、各都道府県で受け入れて、復興に協力するべきなのに…」と、語り合ってしまいました。会場には、被災地が故郷の方、被災地から避難して来ている方も、北海道が第二の福島県にならないよう、活動に賛同しているのに…と思ったのです。熱心に脱原発活動をされている方の中には、いろんな考えを持って活動されているのでしょうが、「日本列島が自分の故郷」という意識を根底に、助け合う気持ちを忘れてはいけないなーと感じました。まとまりのない文章になりましたが、私はこのブログのファンとして、今回、私の気持ちを書かせてもらいました。それでは、失礼いたします。

北海道民さん
コメントありがとうございます。
23日13時、札幌教育文化会館で「原発設計の問題点」について話をさせていただく予定です。
少しばかりの私の経験ですが、廃炉訴訟に役立てていただければと思っています。

さっそくのお返事、ありがとうございます!
23日の講演会のチラシは、先日の講演会の時にいただいておりまして、今から楽しみにしております。
政府も電力会社も一部の大学教授やマスコミ、(または北海道の知事のような立場の人)が、国民に真実を伝えないことに、怒りを感じているのが本音です。
杉山さんのように、原子力プラント設計に実際に携わった方のお話を聴けることは、とても貴重なことだと思っています。そして、真実を伝えることは、とても勇気のいることだと思っています。ぜひ、真実を知りたい方々のために、ご活躍ください。
北海道は明日から、大陸からの冷たい低気圧のせいで、雪マークのところが多くなっています。札幌も少し積もりそうです。来道されるときは、温かい服装でいらしてください。
それでは、23日の講演会、楽しみにしております。お風邪などひきませんように…。

はじめまして、宮城県仙台市に住んでいます。
被災地の一人として、すごく嬉しくなりました。本当にありがとうございます。
被災地のがれきの処理が進まないので、復興に手間取っている状態です。
がれきさえ、かたづけば状況も変わると思うんですが・・・

瓦礫受け入れ拒否は、エゴイストだけではありません。
民主党を支持している人達が、復興を遅らせるために、受け入れ拒否をしているようです。
いろいろ調べていると、民主党は、復興よりも、韓国支援に力を入れています。
韓国の経済状態は、報道されているのとは違い、破綻していると言っても過言ではありません。
そのため、被災地の復興を遅らせ、韓国の経済を盛り上げるため、いろいろな政策を打ち出しています。
日本の政府が、韓国に乗っ取られた状態です。


原発反対についても一言付け加えておきます。
純粋に原発を反対されている方ばかりではなく、原発反対のデモの中に、在日朝鮮人と思われる反日運動をしている人達がまぎれていたようです。ブログなどで取り上げている方もいました。
韓国は、海外で原発産業を日本と争っています。
利害上、日本が反原発になることを望んでいるようです。

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