ニューヨーク先物市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油が、中東産ドバイ原油と並ぶ水準まで上昇している。米国で経済の回復期待から投資マネーが流入し、堅調な展開が続く。一方、ドバイ原油は中国経済の減速懸念から上値が重い。
米国では住宅や製造業関連の経済指標が市場予想を上回り、景気の回復基調が鮮明だ。WTI価格は3日に1バレル101.24ドルまで上昇し、1年2カ月ぶりの高値をつけた。エジプト情勢の混乱の長期化懸念に加え、米国の原油在庫の減少も買い材料となっている。
一方、アジア市場の指標であるドバイ原油は、中国経済の変調が上値を抑えている。5月末からWTIが10%上昇したのに対し、中国の需要を反映しやすいドバイ原油のスポット価格の上昇率は約2%にとどまっている。
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英FTSE100 | 6,421.67 | +191.80 | 4日 16:35 |
ドル/円 | 100.22 - .26 | +0.51円安 | 5日 7:30 |
ユーロ/円 | 129.36 - .40 | -0.17円高 | 5日 7:30 |
長期金利(%) | 0.855 | -0.025 | 4日 15:43 |
NY原油(ドル) | 101.24 | +1.64 | 3日 終値 |
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