【ロンドン=欧州総局】4日午前のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ58.21ポイント高の6288.08で推移している。構成銘柄の約9割が上昇している。
前日の米国株と同日のアジア株がおおむね上昇したことを受けて、幅広い銘柄が買われている。
もっともポルトガルとエジプトの政治混乱への警戒感が根強く、上値は限られている。4日は米国が独立記念日で休場とあって様子見気分も強い。
航空のイージージェットが堅調。6月の旅客増の発表が好感されている。
銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)と、HSBCホールディングスも高い。
ガス生産・開発のBGグループや、金鉱のリオ・ティントなども買われている。
製糖のテート・アンド・ライルと小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)の上昇も目立つ。航空機エンジンのロールス・ロイスと自動車部品のGKNも高い。
一方、資産運用のシュローダーズ、日用品のレキット・ベンキーザーは下落している。
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