エジプト株が1年ぶり大幅高、大統領追放で-国債利回り低下
7月4日(ブルームバーグ):4日のエジプト金融市場では、同国の株価指数が約1年ぶりの大幅高となったほか、国債相場も上昇した。エジプト軍は国内情勢の安定回復を理由にモルシ大統領を追放した。
カイロ市場では取引開始から全ての上場銘柄が買われ、指標のEGX30指数 は前日比6.4%高と、2012年6月以降で最大の値上がりとなった。EGX100指数は5%上昇でストップ高(制限値幅いっぱいの上げ)となり、売買が30分中断される場面もあった。
エジプト国債相場は過去最低から回復。発行額10億ドル(約1000億円)の20年償還債(表面利率5.75%)利回りは28ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し10.49%。
原題:Egypt Stocks Soar Most in More Than Year After Army OustsMursi(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:カイロ Ahmed A. Namatalla anamatalla@bloomberg.net;ドバイ Daliah Merzaban dmerzaban@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Claudia Maedler cmaedler@bloomberg.net
更新日時: 2013/07/04 18:31 JSTニュース一覧
注目のセクション