香港株(終了):3日ぶり上昇-米雇用関連指標を好感
7月4日(ブルームバーグ):香港株式 相場は3営業日ぶりに上昇。米国の雇用関連指標が市場予想を上回ったことや、中国の李克強首相が財政資金は経済成長の安定化のために使われるべきだと述べたことが好感された。
収入の5分の1を北米で稼ぐHSBCホールディングス(5 HK)は1.6%高。中国最大の製油会社、中国石油化工(SINOPEC、386HK)は2.5%値上がり。エジプトの混乱を受け原油相場が急上昇したことが手掛かりとなった。一方、乳児用粉ミルクメーカーの合生元国際控股 (1112 HK)は同業他社が製品値下げの計画を示したことを受け過去最大の下げ幅を記録した。
ハンセン指数 は前日比321.36ポイント(1.6%)高の20468.67で終了。ハンセン中国企業株(H株 )指数は1.4%高の9024.01で引けた。
敦沛証券のバイスプレジデント、ジャクソン・ウォン氏は「米経済がそれほど悪くないという信頼感が投資家に戻っている」と指摘。「以前は皆が中国に成長押し上げを期待していた。現在は米国に焦点が戻りつつある」と述べた。
原題:Hong Kong Stocks Climb First Day in Three After U.S. JobsData(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:香港 Kana Nishizawa knishizawa5@bloomberg.net
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更新日時: 2013/07/04 18:19 JSTニュース一覧
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