ニュース詳細
松坂屋銀座店が閉店 88年の歴史に幕7月1日 6時59分
K10057001011_1307010740_1307010744.mp4
大正時代から営業を続けてきた東京・銀座では最も古いデパート「松坂屋銀座店」が老朽化に伴う建て替えのため、30日、閉店し、88年の歴史に幕を閉じました。
大正13年にオープンした「松坂屋銀座店」は老朽化に伴う建て替えのため、30日の営業を最後に閉店しました。
30日は開店前からおよそ1000人の行列ができるなど、多くの買い物客が訪れました。
88年の歴史に幕を閉じたあとに行われた式典で、松坂屋銀座店の菊谷栄司店長は「最後までご愛顧いただき、ありがとうございました。新しい商業施設ができるまで時間はかかりますが、また銀座でお会いしましょう」とあいさつしました。
閉店を見届けた女性は「若いころからよく利用していたので残念ですが、新しい店ができるのを楽しみにしています」と話していました。
この店の売り上げは、低価格を売りにした衣料品チェーンとの競争などで減少傾向が続き、昨年度はピーク時の平成2年度の5分の1に当たる102億円まで落ち込んでいました。
デパートの跡地は、隣接するビルなどと一緒に再開発が行われ、3年後の平成28年にオフィスと商業施設が入る銀座では最大規模の複合施設が完成する予定で、客を呼び込む競争が一層激しくなりそうです。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 松坂屋銀座店 88年の歴史に幕 (6月30日 12時37分) |
[関連リンク] |
|