希望製作所(韓国)の紹介
2006年、韓国で朴元淳弁護士を中心に、市民が社会デザインの担い手となることを目指す市民参加型シンクタンクとして希望製作所(ヒマンチェジャクソ、英語名 The Hope Institute)が設立されました。
現在、市民会員は5000名を超え、地域活動の支援や市民社会づくりの担い手の育成に取り組んでいます。
市民シンクタンクとしてのユニークな活動は英国「The Young Foundation」との連携など欧米からも注目を集めています。
希望製作所 創設者
パク・ウォンスン(朴元淳)
現ソウル市長。元希望製作所常任理事。
ソウル大学中退、檀国大学校史学科卒業。地検検事を経て弁護士開業。ハーバード大学ロースクール客員研究員などを経て、政治への市民の参加・連帯・監視・代案を掲げる参与連帯を創設し、事務局長。2000年の「落選・落薦運動」が日本でも話題となる。
その後、韓国に寄付文化を広げるための「美しい財団」を創設。その活動からリサイクル事業「美しい店」をプロデュース。年間10億円以上の売上げる社会的企業として育てる。
2006年、市民が市民社会のアジェンダを設定し、日常の不満や疎外を希望の種に変えていける活動を地域に広げるため、市民参加型シンクタンク「希望製作所」を創設。
アジアのノーベル賞と呼ばれるマグサイサイ賞(2006年)など内外の各賞を受賞。
「朴元淳弁護士の日本市民社会紀行」など著書多数。
2011年9月、希望製作所常任理事を辞任。同10月、ソウル市長補欠選挙にて当選。