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JR各社 新幹線車内に医療器具常備へ6月30日 10時50分
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新幹線の車内には、乗り合わせた医師が急病の患者を手当てするための聴診器などが置かれていないことから、JR各社は、来月中旬以降、東海道・山陽・九州の各新幹線の車内に、こうした医療器具を備えることにしています。
JR各社のまとめによりますと、東海道・山陽・九州の各新幹線の車内で急病の患者が出て、乗り合わせた医師などが手当てをしたケースは、昨年度1年間で138件に上っています。
こうした場合、車内放送で医師がいないか尋ね、その診断を基に救急車を手配したり、途中の駅で列車を止めたりしていますが、新幹線の車内には診断に必要な医療器具が置かれていませんでした。
このためJR各社は、来月中旬以降、東海道・山陽・九州の各新幹線の車内に、聴診器や血圧計、それにペンライトなどを備えることにしています。
航空業界では、60席を超える旅客機について、医療器具や医薬品の搭載が法律で義務づけられていますが、新幹線の車内に、こうした医療器具を備えるのは初めてだということです。
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