決断。
テーマ:ブログブログを書くのすごく久しぶりです。
私は、故郷が大好きでした。
風光明媚で食べ物もおいしい。
しかし、今回の原発事故でひどく汚染されてしまいました。
えっ静岡県伊東市熱海市って原発から300km以上も離れているのに?
と思うかもしれませんが、
地形的に北東の風が一年中吹くところで、原発から放射能の塊(プルーム)が、
運悪く、熱海伊東に降り注いでしまいました。
伊豆でも西側や、下田は汚染を免れましたが、
東側の熱海伊東は、雨どいの下など土壌でキロあたり数万ベクレルのところはざらにある状態です。
事故前は、キロあたり5ベクレル前後の汚染ですからそのひどさが分かります。
かと言って行政はなす術なし。
何度言っても何もしないし何も出来ない。
(こどもにマスクをさせたり手洗いなどの指導、グランドの制限ぐらいは出来るはずですが)
そうしているうちに皆日に日に被曝をしていくわけです。
チェルノブイリで苦しんだ方々が残したメッセージなど全く参考にせず、
現在の熱海伊東と同等な汚染下で何が起きたか見ようともしない。
私は生粋の伊東の駅前温泉街生まれで、代々商売をやってきました。
ですが、放射能の前には無力です。
命とくらべる事は出来ません。
ですので、私は後ろ髪を引かれる思いをしながら、伊東を離れました。
三島界隈は汚染がなく、一時的に避難しました。
少し移動すれば汚染がない地域があり、子供と母親だけでも移す事はできます。
汚染のひどさを認識している人々もおり、
どうして移動させてあげないのか私は不思議です。
危険な学校にわざわざ子供を通わせる事も理解が出来ません。
私は、チェルノブイリの実情を詳しく調べています。
調べれば調べる程永住はできないのです。
今後、段階的により安全な場所を求めていきますが、
伊東の子供達が救われるように外から力になる事はしていきたいです。
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