1月15日(土)、秋葉原街宣+寝台特急の「女性専用車」の乗車券を購入
「男性差別を許さない市民の会」と「差別ネットワーク」、「女性専用車両に反対する会」は、1月15日(土)、JR秋葉原駅頭において、街頭演説活動を行った。冬の厳しい寒さのなか、私たちを突き動かしているのは、「女性専用車」に対する怒りだろう。一人ひとりがマイクで「女性専用車」の不当性や矛盾、ウソの塊であることを訴えていった。今回は、土曜日という事もあり、普段参加できないメンバーが顔をそろえた。
寒空の中、演説する「女性専用車両に反対する会」の滝田氏(左)、「差別ネットワーク」の兼松信之 代表(右)。
「「女性専用車」を導入する事で鉄道会社にどんなメリットがあるのか?」、「「女性専用車」を利用する勢力」として、反日勢力や似非右翼、公明党・創価学会について糾弾した。
迫力ある演説で通行人の注目を浴びる、某団体でお馴染みの多摩川氏。
「女性専用車両に反対する会」が横断幕を使用し、多くの通行人が注目した。
今回、多摩川氏と当会代表のマスターが演説時にシュプレヒコールを行い、メンバー全員で不当な「女性専用車」を糾弾した。普段行っている、平日街頭演説活動に参加できないメンバーも参加し、各々の視点から「女性専用車」の問題を訴えていった。
その後、「女性専用車両に反対する会」の集会があり、会場に向かった。すると、集会場近くの飲食店に、こんなモノがあった。
なぜ、「男性」と「女性」で料金が異なるのだろう。また、その逆は全く見た事がない。
男女で料金が異なるケースが多々ある。今回のように、飲食店だけでなく、漫画喫茶や同窓会・会合の会費などでも見られる。その他、レディースデーと称し、いわゆる「女性限定サービス・割引」といったものも存在する。詳しくは、下記の当会の「男性差別一覧」を参照してほしい。
「男性差別を許さない市民の会」・「男性差別一覧」
しかし、なぜ、男性の方が料金が高いのだろうか。「男性の方が食べるから?」という意見もある。しかし、私はその意見は、おかしいと思う。というのも、私の知る限り、一般的な女性よりも食べない、余計なお世話かもしれないが、貧弱で、食が細い男性を何人も知っているからだ。そういう男性も女性よりも高い料金を支払わなければならない。おかしいシステムだ。つまり、男性という属性を理由に、食が細い男性に女性よりも高い料金を請求しているのだ。私はこのシステムは、とても納得できるものではない。
さて、今回、Yahoo!ブログ 「マスターの部屋」で取り上げたが、「男性」は、寝台特急などの「女性専用車」の乗車券を購入できるかどうかを検証してみた。下記は、同ブログからの引用である。
【検証】 「男性」は、寝台特急などの「女性専用車」の乗車券を購入できるだろうか!?
「女性専用車」は、「任意であり、男性も乗れる」と、国や裁判所、そして各鉄道事業者が認めている。しかし、寝台特急などの夜行列車にある「女性専用車」(指定席)の乗車券を購入する事は出来るのだろうか。実際に検証してみた。
今回、検証の対象となった列車は、『ゴロンとシートあけぼの』の「レディースゴロンと シート」である。この列車には、「女性専用車」というものがあり、JR東日本の本社訪問時や「お客さま相談室」は、おそらく建前上だろうが、「男性でも購入できる」と言っていた。
しかし、実際に「みどりの窓口」で購入しようとすると、「男性には売れない」、「男性は乗れない」など、信じられない言葉が飛び交った。そこで、私たちが窓口の係員に「女性専用車」について、「法律以前に、運送条件にすら書かれていないただの一般車両」であることを説明し、20分近く議論する事になった。
当然、事前に「購入できる」という事実を知った上で「みどりの窓口」に向かったため、購入希望者のメンバー数名が窓口に並んだ。そのためか、私たちに売らないJR東日本の対応のおかげで、多くの利用者が「みどりの窓口」が利用できない状況になってしまった。
JR東日本が「男性」に乗車券を売らず、「確認」等を取っているため、窓口が機能せず行列ができる。
もちろん、私たちも1号車を選んだのは何も「女性専用車」に乗りたいからではない。メンバーの中には、「安心安全に乗車したいので、車掌のいる1号車を希望」ということで乗車したい者もいる。「安心安全」というのは、何も女性だけの特権ではない。男性にも「安心安全」に利用する権利もある、だからこそ、車掌のいる1号車を希望する。非常に正当性の高い購入理由だ。
しばらくすると、私たちに「乗車券を売らない」という状況を察した利用者数名が、騒ぎ出し、なかには発車時刻の迫っている新幹線の乗車券を購入したい利用者もおり、JR東日本に対して相当激怒している様子だった。それは当然である。例えば、「外国人」という属性を理由に乗車券を購入できなかったらどうだろうか。つまり、「日本人しか利用できない」とした場合、公共交通機関として許されるだろうか。当然、これは不当な差別になる。今回の場合、それを「男性」に置き換えただけである。「男性」というだけで、乗りたい車両に乗れない。乗車券を購入できない。こんな事が許されると思っているのだろうか。
周りの利用者も騒ぎ出してきて、なかには急いでいる人もおり、大声を上げる人もいた。こうなっては、ただでは済まない。別の窓口では、ようやく「女性専用車」の乗車券を購入できたメンバーがいた。「彼らに売って、俺たちに売らないとはどういう事か!?」、「JRは乗客を差別するのか!!」と対応した結果、こちらも乗車券を購入することができた。
しかし、周りの利用者が騒いでいることもあり、案の定、十数名の警察官が到着。事情を説明する形となった。
十数人の警官が駆け付けた。そもそも、「女性専用車」でもないのに「女性専用車」を設けて、男性に乗車券を売らないように対応したJR東日本に問題があることはいうまでもない。結果、他の利用者に迷惑がかかるのだ。
さて、乗車券を購入できた私たちが寝台特急の「女性専用車」に乗車する時期はお教えできないが、果たして、私たちは無事に「女性専用車」に乗車できるのか。こうご期待。
引用先: Yahoo!ブログ 「マスターの部屋」 【検証】 「男性」は、寝台特急などの「女性専用車」の乗車券を購入できるだろうか!?
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