|
▲松阪市環境保全審議会が牛舎建設について審議
環境の保全について審議する松阪市環境保全審議会が、6月18日、上川町のワークセンター松阪で開かれ、下蛸路町で計画されている牛舎の建設について、第一回目の審議を行いました。《ワークセンター松阪/6月18日(火)》
牛舎の建設計画は、兵庫県の藤本畜産株式会社が、下蛸路町内のおよそ3.9ヘクタールの土地に牛舎6棟などを建設し、牛1千頭を肥育しようというものです。計画に対しては、悪臭や排水などの問題が心配されることから、下蛸路町をはじめ、周辺の7つの自治会から、建設に反対するおよそ1200世帯の署名と陳述書が松阪市に提出されています。この日の審議会には、7人の委員が出席し、はじめに、山中市長が委嘱状を交付しました。続いて、委員らは、牛舎の建設予定地を視察し、藤本畜産から、ふん尿の処理方法や雨水の排水方法など、衛生面・環境面への対応について説明を聞きました。その後行われた審議では、委員らから、「悪臭の影響など、この地域でのシミュレーションが必要ではないか」、「雨水をためる調整池の容量は十分なのか」など、環境への影響を検討するための資料が不足しているという意見や質問が出されました。審議会の会長に就いた三重大学副学長の朴恵淑(パク・ケイシュク)さんは、「時代の流れから見て、地域住民の理解がなければ開発は難しい」と話し、藤本畜産に対して、 今後十分に審議できるだけの資料を揃えるよう、強く求めるとともに、地域住民への説明会を開くよう、あわせて求めました。次回の松阪市環境保全審議会は、この日、審議会が藤本畜産に対し求めた、資料が提出された後(のち)、開催される予定です。
|