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破裂原因特定できず/炭酸瓶事故
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青い森鉄道の小林巧一社長は28日、青森市内で開いた株主総会後に会見し、自社商品の炭酸飲料「諏訪ノ平ガスグレープ」の瓶が5月13日と同27日に青森市内で破裂した2件の事故調査結果を発表し、陳謝した。内側からの破裂ということが分かったが、詳しい原因は特定できなかった。
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小林社長は「度重なる破裂のためにお客さまをはじめ多くの方に迷惑を掛け、重ねておわび申し上げる」と陳謝した。
調査によると、破裂は「温度変化や内容物の変質など、何らかで生じた容器内側の圧力の上昇」によるものが原因と考えられるが、圧力が上がった原因については特定できなかったという。
同社はこの2件の調査については区切りをつけるとしながらも、今月19日ごろに浜松市の30代男性宅で新たに1本が破裂した件については、男性の話を聞いて調査を進めるか検討する方針。
今後の対応として、小林社長は「3件目の破裂は県外で発生したので県外の方にも周知をし、回収していきたい」と話し、県外への告知方法を検討する考えを示した。
同商品は昨年10月に販売を開始し、今年5月までに2431本を販売した。破裂事故後、回収を進めたが、2033本がまだ確認されていない。
同社は今後も回収を呼び掛けるほか、「既にジュースを消費した人も、会社のホームページなどを通じて連絡してほしい」としている。
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