海外勢4週連続で日本株買い越す、金額8.5倍に-6月4週需給
7月4日(ブルームバーグ):6月第4週(24-28日)の日本株市場で、海外投資家は4週連続で買い越しことが東京証券取引所の公表データで明らかになった。買越額は、前の週の8.5倍に膨らんだ。
東京証券取引所が4日に発表した第4週の投資部門別売買動向によると、東京、大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、海外投資家 は差し引き4151億円を買い越した。前の週の買越額は487億円だった。市場全体の売買代金シェアで63%を占める海外勢の買いが主導する形で、この週の日経平均株価 は前の週末に比べ3.4%高の1万3677円で終えた。
みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、海外勢動向について「米国株 のリバウンドで世界的に投資家のリスク許容度が増したほか、為替の円安進行を好感した資金流入も重なった」と見ている。
一方、海外勢に次ぐ代金シェアで2位の個人投資家 は、4404億円を売り越した。売り越しは2週連続。三浦氏によると、5月下旬から6月中旬にかけて「相場が急落した局面などで、買い向かった個人が戻り待ちの売りの動きを強めた」と言う。
このほかの買い越し主体は、年金基金などの動向を映す信託銀行 (844億円)、投資信託(483億円)など。投信の買い越しは、小幅ながら11週連続となっている。売り越しは事業法人(283億円)、都銀・地銀等(45億円)、生保・損保(21億円)、証券自己(267億円)など。
海外勢は月間で9カ月連続買い、規模は縮小東証が同時に公表した6月月間(3-28日)の売買動向では、海外投資家 が9カ月連続で買い越し。ただ、買越額は6708億円と5月の1兆2225億円から4割以上減った。投信も1573億円の買い越しで、買い越しは3カ月連続。。これに対し個人 は11カ月連続の売り越しで、売越額は4476億円。信託銀も955億円の売り越しだった。
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更新日時: 2013/07/04 16:45 JST