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みそチャップ英国の回転ずしで採用
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ヨー社が期間限定で販売している「ヨーバーガー」。サイドメニューのつけソースに、かねさのみそチャップ(写真右の小皿)が使われている |
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イギリスを中心にヨーロッパなどで店舗を展開している回転ずしチェーン「Yo!Sushi」(ヨー寿司、本社英国)のメニューに6月から、青森市のみそ醸造業・かねさが製造するみそとショウガを合わせた調味料「みそチャップ」が採用された。かねさは「青森発の日本の伝統的な調味料を世界に広められれば」と期待を寄せている。
ヨー社はイギリスをはじめ、アイルランドや北欧、中東などに60を超える店舗を構えている。日本に店舗はない。すし以外にも、刺し身やみそ汁など、さまざまな日本食やオリジナルメニューを提供している。
みそチャップが採用されたのは、丸く焼き固めたご飯で鶏肉などをサンドした「ヨーバーガー」に添えられる「のりクラッカー」のつけソース。8月末までの期間限定商品だが、好評なら定番メニューになる可能性もある。
アメリカで開かれた食品展示会で、ヨー社がかねさの商品に目をつけ、打診。昨年6月から商談を進め、販売にこぎつけた。
かねさパラミソ戦略室の武田一明さんは「ヨー社は、海外の各回転ずしチェーンから注目されている会社で、評判が良ければほかのチェーンでも使われるかもしれない。青森発の伝統的な味を届けて、世界の人に喜んでもらいたい」と話している。
かねさは30日まで、青森市浪岡の蔵元直売所で、みそチャップのつけソースの試食会を行っている。
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