vol.2 理科大ってどんな大学? PART01 旭硝子株式会社 中央研究所 土屋博之×東京理科大学 基礎工学部材料工学科4年(安盛研究室) 廣冨麻由 遠山耕太

愛のある厳しさが、育ててくれる。科学へのまなざしも。人間としての強さも。

材料とじっくり向き合いながら、環境のことも、経済のことも見つめている。

まずはじめに、在校生のお二人に伺います。現在4年生ということですが、いまどのような研究をなさっているのか教えていただけますか。
遠山 |
基礎工学部の材料工学科というところに所属しています。世の中の物質は無機と有機に区別されます。僕らの研究室では無機材料を研究しています。たとえばガラスなんかがそうですね。
廣冨 |
私の研究対象も同じく無機材料です。高校生の頃から身の回りのものが何でできているか興味があって、もともと「材料工学科」に入りたいと思っていたので、やりたかった研究を行えています。
遠山 |
僕はそこまで具体的なイメージは持たずに入学しました。ただ、材料工学は幅広い分野なので将来の選択肢も多そうだな、と。この研究室を選んだのも、大学3年生になってからなんです。
廣冨 |
無機材料を扱っている研究室はいくつかあるのですが、最終的に私は、教授の人柄で選びました。いまは卒業研究として、ちょうどリチウム電池の中にあるセパレータ材(膜)の研究を始めたところです。電池にもガラス製品が使われているんですよ。
遠山 |
僕の研究テーマは、照明器具のカバーガラスについてです。カバーにどういう素材を使うと光が伝わりやすいのか、伝わりにくいのか、研究をしていく予定です。

ちなみに、お二人の研究は、日本の将来にどのように役立つのでしょうか。
遠山 |
低エネルギーで明るい照明をつくる研究なので、照明器具のコストダウンと環境への配慮でしょうか。いい素材ができれば、世の中にも貢献できると思います。
廣冨 |
私はリチウム電池なので、たとえば電気自動車とかかな。ガソリンを買わなくて済むし、充電式なので家計も助かりますし、環境にも優しいです。材料の研究をしていると、エコロジー&エコノミーの意識は自然と高まりますね。
遠山|いい素材ができれば、世の中にも貢献できると思います。
ひとつひとつの小さな発見が「科学のレベルをひとつあげる」のも確か。
学生時代は、とにかく突き進めばいい。それが、どこかで科学の進歩に貢献している。

土屋さんは、遠山さん・廣冨さんと同じ研究室を卒業されたそうですが、学生当時、どのような研究をされていたのでしょうか。
土屋 |
学部生の頃は、光触媒を研究していました。これも、ガラスという材料を対象にした研究です。ガラスって本当にいろいろなところに使われている材料なので、ガラスをどう世の中に生かしていこうか、を考える研究室でしたね。
廣冨 |
土屋さんは、大学院まで進まれていますが、学部当時の研究をそのまま継続したんですか?
土屋 |
実は思ったような結果にならなくて、修士課程では光触媒から照明の研究に変えました(笑)。自分で立てた仮説が、サイエンス的に間違っていたことが分かったので。
遠山 |
僕も大学院に進学したいと思っているので、そういう経験談は参考になりますね。
廣冨 |
土屋さんはさらに博士課程まで進まれてますよね。
土屋 |
もともと学者になろうと思って大学に入ったので、自然のなりゆきでしたね。
遠山 |
でもいまは、民間企業で働かれていますよね?
土屋 |
理系の専門職には「研究職」「技術職」「開発職」などがあり、いまは、研究職(=研究者)として働けているので、あまり当初のイメージからそれていないんです。製品やサービスとの関わりがまだ見えていないもっと前段階の研究ができています。そういう意味では、いまの職場は恵まれている気がしますね。
遠山 |
就職したら、やっぱり学生時代よりもコスト意識が求められるものですか?
土屋 |
確かに。でも、さっき二人の話を聞いていて、学生なのに立派だと思いました(笑)。材料系の研究をする以上、世の中にどう役立つのか考えなければならないのは確かです。ただ、学生時代は、もっと好奇心で突き進むのもアリだと思いますよ。コスト意識も大切だけど、ひとつひとつの小さな発見が「科学のレベルをひとつあげる」のも確か。まずは、そんな動機でも十分だと思うんです。実際にものすごい研究結果が出せても、それが製品化されたり世の中に生かされたりするのは、しばらく後ですからね。

ここは、科学への姿勢を鍛えてくれる大学。友人や教員との絆も、理科大ならでは。

ところで、皆さんにとって東京理科大学はどんな大学ですか。
遠山 |
たぶん、高校生も他の大学に通っている学生も、「理科大は厳しい」という印象を持っている人が多いと思うんですよ(笑)。僕も入学前はそう思っていました。実際に、厳しくないわけではないですが、だからこそしっかり学べる環境だとも思います。
廣冨 |
入学して思ったのは、日本全国、北から南まであらゆる地域の出身者がいるんだなあ、ということでした。海外出身の学生も多いですし、そういう交流を通じて視野も広がりました。厳しさに関しては…、私はあまり感じないですね。
土屋 |
僕らの頃は「厳しい!」っていう感じでしたよ(笑)。留年する同級生もたくさんいましたから。その分、学生時代に日本一勉強できる大学だと思います。卒業後も、いい大学だったと胸を張れますし、社会人になってから出会う理科大卒業生は、みんな優秀ですよ。
遠山 |
理科大というか、これは基礎工学部だけの話ですが、長万部キャンパスがあります。実は僕、長万部での寮生活があるのも、理科大に決めた理由なんです。
土屋 |
基礎工学部の1年生は全員、北海道の長万部で1年間の寮生活を送るんですよね。
遠山 |
大学に入ってすぐ、初対面の同級生たちと知らない土地で共同生活をしますが、すぐに仲良くなって、まさに毎日が修学旅行のような日々でした。
土屋 |
僕は入学直前まで知らなかったんですよ(笑)。でも、すごく楽しい1年でした。それと、地域の人と仲良くなれるのも面白かったですね。
廣冨 |
それと、先生方とも親しくなれますよね。自分自身が変われたような気もします。
土屋 |
勉強する習慣も、あの時に身に付いたんじゃないですかね。
廣冨 |
基礎工学部は女子が3割ぐらいいるんですが、女子寮もちゃんとありますし、本当に快適でしたよ。長万部で生まれたカップル、通称「おしゃカップル」もいましたね(笑)。私たちの部屋は「おしゃカップル」ゼロ組でしたけど(笑)。
遠山 |
僕も全然「おしゃカップル」にはなれませんでした(笑)。
土屋 |
僕はフラれました(笑)。
遠山 |
こうして先輩、後輩で共通の話題があるのも面白いですね。
土屋 |
研究室って、学部生も大学院生も一緒の部屋に所属していて、何だか部活みたいな雰囲気ですよ。
廣冨|自分自身が変われたような気もします。
学ぶ場でもある。出会いの場でもある。
もちろん、科学がもっと好きになる場でもある。

実は、在校生のお二人から先輩の土屋さんに質問があるそうなので、お答えいただけますか。
廣冨 |
学会などで海外へ行く機会もあるのでしょうか?
土屋 |
国際会議に出席するために、フランスに一度行きました。あれは博士課程の2年生の時ですね。フランスはあまり英語が通じなくて、苦労しました。近々、また仕事でフランスへ行く予定です。
遠山 |
僕は社会人生活について伺いたいです。学生時代と比べて、何か変わった点はありますか。
土屋 |
ほとんどの人が、変化したと言うと思うんですが、僕はあんまりないんです。学生時代も、朝から晩まで研究室にいたので、むしろ学生時代より早く帰宅できるようになったかもしれません(笑)。
遠山 |
そんなに研究室にいたんですか?
土屋 |
かなり遅い時間までいました。好きだから続いたんでしょうね。ただ、社会人になると好きな研究以外のことも、もちろん増えますよね。それは苦手かな(笑)。
廣冨 |
私もものづくりが好きで選んだ分野なので、研究に没頭できる環境はうらやましいです。

お話はつきませんが、最後にこのサイトをご覧の皆さん、特に高校生の皆さんにひと言お願いします。
遠山 |
受験前に考えるチャンスがあるなら、自分の研究したい専門分野について考えておくのもいいかもしれません。近い将来をイメージしておくと、勉強のモチベーションにつながりますからね。そして、それが入学後に変わってもいいと思うんですよ。後からいろいろ選べるだけの選択肢はあるので。それと理科大の基礎工学部の学生としては、やっぱり長万部(笑)。いい経験ができるのでオススメします。
廣冨 |
改めて大学って、学ぶ場であると同時に出会いの場だと思います。友人、先生とのふれあいを通じて、自分の可能性もグッと広がります。いままでの常識も変わります。理科大は、そういう環境が整っています。キャンパスでぜひお会いしたいですね。
土屋 |
理科大の先生もよくおっしゃいますが、科学ってほとんどのことが分かっていません。もしかしたら、99%はまだ分かっていないかもしれない。高校って100%分かっている前提で授業が進んだような記憶がありますが、そうじゃない。僕は科学が未知の連続だと理科大から教わりました。理科大には自分を変えるチャンスがたくさん転がっていると思います。

ありがとうございました。
vol.2 理科大ってどんな大学? PART01 旭硝子株式会社 中央研究所 土屋博之×東京理科大学 基礎工学部材料工学科4年(安盛研究室) 廣冨麻由 遠山耕太

PAGE TOP

vol.2 理科大ってどんな大学? PART02 総合AV機器メーカー勤務  津田藍花×東京理科大学 工学部第一学部電気工学科(半谷研究室)4年 小柴千尋 修士課程1年 小林恵輔

学び方を学ぶ。学ぶよろこびを学ぶ。仲間がいるから、頑張れる日々がある。

確かに、ハードな日々だと思う。でも、決してひとりじゃない。だから頑張れる。

まずは、在校生のお二人にお話を伺います。学部4年生と修士課程1年生というお二人ですが、いまの研究内容をお話しいただけますか。
小柴 |
デジタル信号処理が専門の研究室に所属しているのですが、私はセキュリティの認証技術について学んでいます。中でも、筆跡データの解析が主な研究対象です。筆圧、形状などのデータベースをつくって、本人確認の精度を上げるための技術の開発研究をしています。
小林 |
僕は画像について研究しています。特に画質の評価についてです。デジタル画像はさまざまな形式で圧縮されていますが、人の眼の判断とコンピュータの判断には、誤差があるんです。そこを埋め合わせていくための研究です。

お二人はどうしてその分野の研究を選ばれたのでしょうか。
小柴 |
変わっているのかも知れませんが、高校生の頃からセキュリティに関心があったんですよね(笑)。だから、理想の研究室に入れたと思っています。実際に研究を進めてみると、なかなか思い通りのデータが集まらなくて苦労していますが、今後、大学院に進学して研究をさらに進めていく予定です。
小林 |
僕は高校生当時からそこまで絞り込んではいませんでしたが、携帯電話とかコンピュータとか、身の回りのものがものすごいスピードで進化していたので、それらに関わることを学びたいという気持ちは持っていました。
小柴 |
大学に入ってから3年生までの期間は試験やレポートが多く、勉強で忙しかったので、ようやくセキュリティの研究ができるようになったというのが素直な実感です。
小林 |
理科大って、そういう面では基礎をしっかり叩き込まれるので(笑)、「厳しい」という印象で見られがちなのですが、その時期があったからこそ地力がついたというのも感じます。「厳しい」の後にちゃんと「でもよかった」があるんです(笑)。4年生でやっと研究に打ち込めるわけですが、僕は1年では足りなくて大学院に進みました。
津田 |
ただひとりで厳しさに向き合うというよりも、皆で山を登っているような感じですよね。ひとりでは立ち止まっちゃうけど、皆と一緒だから登れるような。
小林 |
そうそう。周りの雰囲気に合わせていれば、いつの間にか実力がついているんですよね。
津田 |
理科大は理工系中心で、1学科の学生数も少ないので、いい意味でコンパクト。学生同士も先生との距離も近いから、日頃から声を掛け合える。それは他大学にはない土壌でしょうね。
小林|周りの雰囲気に合わせていれば、いつの間にか実力がついているんですよね。
津田|研究を通じて何を学んだのかが大事ですよね。
研究内容そのものよりも、研究のプロセスこそ、その人の力になるもの。

お二人の先輩に当たる津田さんも、同じ研究室の卒業生ですよね。学生時代はどのような研究をなさっていたんですか?
津田 |
画像処理です。私も小林くんと同じように、身の回りの電子機器がどんどん進歩しているのを高校生の頃から感じていて、はじめは「どうなっているんだろう?」という関心だったのが、いつしか「自分も新しいものをつくり出したい」という想いに変わっていきました。だから、メーカーに就職したいというのがまずあって、そのために大学も選んだし、学部学科も研究室も選んだ経緯があります。

それはずいぶん早い時期から、明確な動機をお持ちでしたね。
津田 |
簡単に言うと、家電が好きだったんでしょうね(笑)。私の場合、特殊だったのは、大学時代に学内の研究室ではなくて、民間企業との合同研究チームに参加していたことですね。理科大にはいくつかそういったプログラムがあるのですが、貴重な体験ができました。
小林 |
サラッと言っていますが、津田さんがかなり優秀だったということですよね(笑)?
津田 |
いやいや(笑)。企業との交流なので、厳しそうだという先入観で諦めてしまった同期も多かったんですよ。
小林 |
でも、そういう経験があったからこそ、就職活動でも語れることがあったというのはありそうですね。
小柴 |
学部や修士課程で研究していたことは、いまの仕事にどう生きているんでしょうか?
津田 |
学生時代に身につけたことって、実は研究内容そのものよりも、研究の進め方や思考のプロセスだったんじゃないかと思うんですね。現実を言えば、研究していたことがそのまま仕事になる人は少なくて、だからこそ、研究を通じて何を学んだのかが大事ですよね。民間企業で働く場合は特にそうだと思います。
小林 |
これから就職活動を控えているので、勉強になります。
小柴 |
画像の研究というと、具体的にはどのような研究だったんですか?
津田 |
Augmented Reality つまりARです。拡張現実ですね。いま、さまざまな分野で注目を集めていますが、まだまだ研究課題が多く残っています。メーカーの中にいても、商品やサービスに搭載するまでにはさらに時間がかかりそうな感じです。
小柴 |
研究内容によっては、そういうこともあるんでしょうね。
津田 |
いまはプロジェクターのソフトウェアを開発していますが、今後、技術がどう進歩するかは分かりません。ゲームの世界やカーナビの分野では、積極的にAR技術が活用されていますし、もしより身近な技術になれば、いま行っている仕事と組み合わせて、私が貢献できるチャンスがあるかも知れません。
社会は見えないことだらけ。いまの研究が、実はどこかで社会とつながっている。

先輩である津田さんの話を聞いて、お二人はどうお感じになりましたか?
小柴 |
まだ私は学部4年生なので、正直、いろいろと悩んでいる最中なんです。お話を聞いて思ったのは、研究を進める上で副次的に必要になるソフトウェアの開発能力、そういうものも社会に出ていくためのアピールのひとつになるんだな、ということです。
小林 |
僕もいずれは就職を考えていますが、画質評価だけにこだわるのではなくて、もっと広い考え方、「人に頼らず、コンピュータに判断させるシステム」という捉え方も念頭に置いていこうと思いました。
津田 |
小柴さんは学部の4年生ですもんね。まだ、いま研究していることと社会を結びつけて考える、前の段階かも知れませんね。
小柴 |
そうなんです。将来のことも想い描きますが、もっと直接、人の役に立てる仕事にも関心があって。たとえば福祉とかも選択肢なのですが。
津田 |
電気工学って、オールジャンルにまたがっている分野なんですよね。だから、もちろん福祉でも生かされています。体温計も、血圧計も、電動車イスも、電気工学が必要ですし、そもそもそういった機器を製造するために電気工学は欠かせません。
小林 |
世の中の一体何に役立つのか、というのは大学としても可能な限り学生に考えさせているテーマだと思います。僕も、研究内容を決めながら、この研究によって何が変わるのか、徹底的に考えました。
津田 |
いわゆるデジタル動画は、かなり世の中に普及していますが、画質だけが評価対象ではないところがポイントですよね。むしろ、人はコンテンツの内容を観ている。だから、小柴さんも小林くんが言っているように、研究のその先に何があるのかを考えてみるといいと思います。
小林 |
僕も、画質評価そのものが、そのままビジネスになるという風には考えていませんね。
津田 |
たとえば、家電の品質管理をコンピュータで判断するなどのニーズもあります。そう考えると、小林さんが学んだことは、製造工程ではこれからも十分に生かせる内容ですよね。
小柴|もっと直接、人の役に立てる仕事にも関心があって。たとえば福祉とかも選択肢なのですが。
大学入学は、ゴールではなくスタート。その先のことを想像するだけで、意味がある。

在校生のお二人からも、津田さんに聞きたいことがあるということですが。
小林 |
学生時代にこれをやっておけばよかった、これはやらなければよかった、ということはありましたか?
津田 |
やらなければよかったことはゼロですね。何もかも、無駄なことはなかったと思います。もっとやっておけばよかったことは、英語です。技術系の仕事って、実は英語と接する機会が多いんですよ。海外の部品を調達したり、海外に販売したりする機会も多いので。
小林 |
耳が痛いです(笑)。分かっちゃいるけど、って感じです。
小柴 |
津田さんはメーカーに就職したいという意識をお持ちだったそうですが、メーカーと言ってもさまざまですよね。どのように就職先や職種を決められたんですか?
津田 |
メーカーの設計職種を大きく分けると、「機械設計」「電気設計」「ソフトウェア設計」の3つになるんですが、機械が骨や筋肉だとしたら、電気は神経、ソフトウェアは脳のような役割だと私は思いました。また、ソフトウェアが関係してくるのは、製品の機能の部分ですよね。まさに、製品の特長になる箇所に携われる、ということで、ソフトウェア設計の道に決めました。企業の選択はご縁もあるので何とも言えませんが、私は入社後すぐに戦力として働きたいという意欲があったため、そういう方針の会社を回っていましたね。

最後になりますが、このサイトをご覧の高校生の皆さんにひと言お願いします。
小柴 |
機械、材料、化学、電気…。理系にもいろいろあります。何を選ぶかで大学生活も変わってくるので、まずはどの分野を選ぶか、時間をかけて考えてみるといいと思います。それから理科大の場合、入ってからもしばらくはハードな日々が続きますが、それが実を結ぶのは4年生以降なんですね。学部の前半を乗り越えるためには、やはりいい仲間と巡り会えるのがいちばんだと思います。
小林 |
どの分野であれ、まだまだ日本の技術は進化していくと思うので、理科大で学ぶことはきっと社会に役立ちます。小柴さんが言っているように、ひとりで頑張るわけではないので、そこは安心して入学してほしいですね。
津田 |
いま思うのは、大学は入って終わりではないということです。卒業後に何になりたいのか、どんなことがしたいのか、少しずつでも考え始めてみるといい気がします。もちろん変わってもいいし、曖昧でもいいと思うんです。それが、将来の就職活動にも響いてくる部分はあるはずです。理科大は、なりたいものを着実に目指していけるところだと思います。頑張ってください。

ありがとうございました。
vol.2 理科大ってどんな大学? PART02 総合AV機器メーカー勤務  津田藍花×東京理科大学 工学部第一学部電気工学科(半谷研究室)4年 小柴千尋 修士課程1年 小林恵輔

PAGE TOP