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三島市
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除染実験

2011-09-14 11:19:21
テーマ:放射線量

昨日お借りした機器を使って汚染のひどいうちの庭で除染実験をしました。

光の速さで水を振動させて、土と結合した放射性物質を分離させる原理です。

ホースに機器を取りつけます。



みらいの種 -110913_1002~01.jpg


普通の水道水が振動水に変わります。



みらいの種 -110913_1012~01.jpg


振動水を5分間約50cm四方に流し続けました。



みらいの種 -110913_1013~01.jpg



その後、水が引いてから時間を決めて放射線量を計測。


みらいの種 -110913_1014~01.jpg



ガイガーカウンター SOEKS-01M 使用

10回計測し平均値を出しました。


以下が結果です。(単位 マイクロシーベルト毎時)


① 土  実験前 0.25

  5分後   0.19   24%減少

  10分後  0.18 28%減少

  20分後  0.20  20%減少

  2時間後  0.17  32%減少

  24時間後 0.14  44%減少


② 芝生 実験前 0.27

  5分後  0.22  18%減少

  10分後  0.22  18%減少

  20分後  0.22  18%減少

  2時間後  0.22  18%減少

  1日後   0.21   22%減少



③落葉の集まる箇所

 ホースが届かず実験出来ませんでした。




土は24時間経過後の放射線量が約44%低減していました。

芝生は芝生自体が汚染されているようで土のみに比べると

低減率は緩やかでしたが24時間後には約22%下がりました。


*高圧洗浄機を使うと効果が高まるようですが

 うちのホースが古く使用出来なかったため、普通に水をかけています。

 仮の実験として行ったので草取りしたのが約50cm四方のため

 周囲の放射線の影響を受けている可能性があります。

 正確性には欠けると思われますが田の影響で線量が高く出ても低く出ることは考えにくいです。


この振動水を使うと放射性物質と土等が再結合しにくくなるそうです。

ただこれからデータを集めるようですので詳細については不明。

理論上は土と分離した放射性物質が下水に流れて汚泥になるそうですが

うちのような山だと水は地下に浸透するだけでどこにも流れていかないので

放射性物質はどこにいってしまうんだろう?と疑問があります。

放射性物質は今後何万年も消えてなくなることはありません。

どこかに移動させて集めて保管しなければなりません。


土をはぎ取って大量に保管するよりも下水汚泥の状態の方が量としては少なくなるので

街中等の除染には向いているかも?という感想です。


現在、鹿島アントラーズのグラウンドでも実験中だそうです。



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明日から横浜市が高濃度汚染焼却灰を海面埋め立て

2011-09-14 09:41:25
テーマ:原発事故

横浜市では下水汚泥の焼却灰を明日15日から海面投棄するそうです。

なんとコンクリートで固めるわけでもなく

水でボソボソにした状態で海に捨てるそうです。

国の審査委員が海面埋め立てに安全とお墨付きを出したということです。


こんなことが市民や市議会に何の説明もなく決定しました。



東京新聞 参照

10月にはセシウム除去にゼオライトを投入するそうですが

ゼオライトが放射能を無害化するわけではなく吸着するだけです。

またそのセシウムを吸着したゼオライトが大量に出ます。



井上さくらのトキタマ日記 より


全国初!放射性廃棄物を海面投棄する「南本牧処分場」への下水汚泥焼却灰処分、キケンがいっぱい。

9月9日、横浜市は中区にある南本牧廃棄物最終処分場に、放射性廃棄物を投棄する事を発表しました。
中身は、市内で最も高い放射能が検出されている下水汚泥の焼却灰です。

南本牧の処分場とは、海水面を埋め立て、新たな「ふ頭」用地を作りだす処分場です。

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処分場全景

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ここから焼却灰を投入するという浮き桟橋

ここに、原発事故以来横浜に降り続ける放射性物質が下水処理と焼却により凝縮され、高濃度で検出されている焼却灰(最高で6,468ベクレル/kg)を投棄しようというのです。
大丈夫なのでしょうか?

担当者に確認したところ、灰はコンクリートで固める訳でもなく、容器に入れる訳でもなく、
「扱いやすいように水分を含ませた状態、まあ、ボソボソくらいの状態にして投入します。」との事。

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ごみ投入の様子

海水面埋立方式ですから、フタも屋根もありません。
横浜港の海水とは「遮水護岸」という水を通さない壁で仕切られているのみ。

ゴミの投入や降雨により、廃棄物を投入する内水面はどんどん上がるので、
毎日24時間、ポンプでしきり内の汚水をくみ上げ、
隣接する浄化装置を通して海に放水しています。

とは言え、ここに放射性廃棄物の投入など想定されていませんから、
浄化装置がセシウムなどを全て取り除ける訳ではありません。

また津波の想定はされていませんから、護岸を超える波がくれば、
処分場の中も外も一緒になってしまう構造です。

市は、国の埋立基準濃度(8,000ベクレル/kg)を下回っている、としていますが、
この基準を決めた国の通知「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取り扱いに関する考え方」は、
海面埋立も、処分後の土地利用も想定していません。

横浜の南本牧処分場は、想定されていない海面埋め立てであり、更に処分後は「ふ頭」として港湾施設に利用するため、
そもそも、国の「考え方」は適用できないのです。

そこで、横浜市はこの処分を決めるにあたって、
「放射性物質を含む汚泥焼却灰等の処分に関する安全評価検討書」
という文書を出しました。
これを見ると、まず、トップページに「次の有識者から適正に検討されていると評価をいただいている」として、
田中 知(原子力学会学会長)を先頭に、国の審査委員の名がずらり。

検討書では、さまざまなシナリオを検討した結果、周辺住民や、運搬/埋め立てをする作業員の被ばく量が年間1ミリシーベルトを超えないとして、全国で初めての海面埋立について安全だと結論づけています。

年間1ミリシーベルトって、その他の外部被ばくや、食品による内部被ばくあわせての法定限度のはずですよね?
周辺住民は南本牧以外の放射線の影響はゼロだと言うのでしょうか?

この「検討書」、とても分かりづらいのですが、少なくとも、
南本牧への処分が、海水や地下水への放射性物質の流れ出しを起こす事ははっきりわかります。

仮定に仮定を重ねた計算式により、漏れだすけれども「基準値内」だと言っているのです。
こんなことでとうてい安全が確保されるとは思えません。

こうした重大な決定を、横浜市はまたもや市民にも、議会にも知らせず、
問題の「広報よこはま」にさえも、「安全に保管しています」とウソを言い、
発表から6日後の9月15日以降、投入を始めると言っています。

びっくり!!です。

近くには横浜市の施設「海釣り公園」もあります。
周辺住民はもちろん、釣り船を始め漁業関係者など、海の安全が不可欠な多くの当事者の方たちにも、何ら説明ありません。

横浜市はどうしてしまったのでしょう。
「放射能は安全」広報に続き、この焼却灰処分の問題、
横浜は何かの実験場になってしまっているのでしょうか。

放射能が検出され処理が問題になっている汚泥の焼却灰は、とりあえず移動をさせず、厳重保管する事、そのため今の仮置き状態ではなく、東電にも費用を負担させて周辺や作業者にできるだけ影響を及ぼさないよう、しっかりした保管施設を造る事、そして困っている全国の自治体で共同して政府・東電に責任ある最終処分を求めていく事が当面必要だと思います。

この件についての横浜市による記者発表資料
 http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/kisha/h23/images/110909-1.pdf

有識者がお墨付きを与えた「安全評価検討書」
 http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/gesui/housyaseibussitsu/kentousyo.pdf

新聞報道
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110910/CK2011091002000038.html
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110910ddlk14040306000c.html

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109090035/

写真はいずれも南本牧処分場を管理運営する財団法人 横浜市資源循環公社のHPより






福島の子どもの心臓発作について クリス・バズビー博士

2011-09-13 22:58:40
テーマ:原発事故
セシウムが子ども達の心臓にどんな影響をもたらすのか。。。
必見です。







オリジナル英語版 http://www.youtube.com/watch?v=E4Kkuo-IK-A

http://www.euradcom.org/ 
http://radionucleide.free.fr/Stresseurs/Radioactive_caesium_and_heart_eng.pdf

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