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汚染水問題

2011-05-23 17:09:45
テーマ:原発事故

福島第一原発の汚染水が海を汚し続けている。

これだけ海洋汚染が深刻化しているのにもかかわらず

国が今調べているのは放射性ヨウ素と放射性セシウムだけである。

半減期が30年近いストロンチウムなんかはセシウムの50%程の量が放出されているのに

検査していないし、今後も計測する気もないようだ。

ストロンチウムは骨に溜まるので、魚を食べれば体内に取り込まれてしまう。

売っている魚は安全なのではなくて、調べていないだけなのだ。


原発を安定させるには炉を冷し続けなければならない。

でも冷すと汚染水が出続ける。


こんなことは事故が発生してすぐにわかっていた。

この汚染水をどうにかしないと海が汚染される。

地球上に汚染物質が撒き散らされる。


もともとあった天然鉱石を主原料にした凝集剤に少し改良を加え

24時間無人稼働、可動式のプラントにも改良を加えた。

そして4月1日からうちの研究所でも政府や関係各所に技術提案を繰り返してきた。


高濃度汚染除去技術完成


至急協力願います



でも結局、東電が全ての決定権を持っていて、全く提案さえさせてもらえなかった。

うちの他にも日本中から技術提案が政府に届いていたそうだ。

政府系の原子力機関の研究者ともやりとりを続けてきたが、東電の隠ぺい体質にはうんざりしていた。

国民を恐怖のどん底に付き落とした犯人が権限をにぎっているなんて、どう考えてもおかしい。


結局、フランスの原子力メーカーのアレバ社が水処理をやることになったわけだが

うちから言わせてもらえば、値段ばかり高くて実用性がなく機動力も低い。

こんなアホみたいに高額なプラント作っちゃってますが、我々の電気料金に上乗せされるか

税金から支払いがなされるのだろう。

うちのプラントならガッポリ儲けたとしたって数千万円ですよ!


それに今話題になっている「金沢大の汚染水浄化粉末」だって

100mlに1.5g、つまり1トンあたり15kgも必要だ。

うちは100g~500g程で浄化出来る。100分の1ほどでOKです。

この浄化粉末=凝集剤は少なければ少ないほど放射性物質を分離した汚泥(核廃棄物)が

少なくなるので後処理もずっと楽なのだ。

東京都の認定も取れてるし、高濃度放射性物質用はもう2ケ月前から出来ている。


詳しくはHP 日本海洋科学研究所  こちらに詳しい技術内容があるので

興味のある方は見て下さい。

(TOPページ下部にあります。)



中小企業だからって相手にされなかったと思うんだが

日本の中小企業の力って馬鹿に出来ないんだからね!


日本は独立した民主主義国家だなんて、言葉だけのもの

嘘っぱち、欧米の言いなり、今も占領されたままだ。

日本は独自の選択すらできない。

有り金全部吸い尽くされる。



もうすぐタンクが満タンだそうです。

こうやってどんどん時が過ぎて行き、虚しい日々である。




JAPAN Real Time  より


化学者が「福島原発の汚染水を浄化できる粉末を開発」


仏原子力大手アレバが福島第1原子力発電所の放射性物質を含む汚染水の処理システムを提供することになり、これまで復旧作業の妨げとなっていた問題の解消が見込まれる。しかし、ある日本の化学者は、汚染水の除染が可能とされる粉末を1カ月足らずで開発したと発表。この粉末を使った場合、アレバのシステムより20倍早く除染できる可能性があり、そうなれば、最終的な目標である原子炉の安定的冷温停止に向けた作業が大幅に加速する。

Nuclear and Industrial Safety Agency/Reuters
汚染水の水位を示す防護服を着た作業員

この粉末を開発したのは金沢大学の太田富久教授。同教授によると、天然の鉱物と化学物質を混合した白い粉末は、汚染水に溶けた放射性物質を捕まえて沈殿させるという。1000トンの汚染水の場合では1時間で処理できる。一方、アレバの処理システムによる放射性物質の除去は1時間当たり50トンの汚染水。

Courtesy of Tomihisa Ohta
太田富久教授とクマケン工業が開発した粉末
Courtesy of Tomihisa Ohta
除染実験のために用意されたヨウ素とセシウムの混ざった水
Courtesy of Tomihisa Ohta
粉末をかき混ぜて10分。セシウムとヨウ素がビーカーの底に沈殿

太田教授は20日のインタビューで、沈殿のスピードが全く違うので、非常に早い処理ができる方法だと語った。この技術は汚染処理を専門とするクマケン工業(秋田県)と共同で開発されたものだ。同社は2008年以来、太田教授の開発した粉末を利用している。

太田教授は1週間ほど前、この放射性物質除去粉末の開発を完了した際、東電と政府に連絡し、現在も協議が続いているという。この件に関して東電と政府のいずれからもコメントは得られなかった。

同教授はアレバのシステムとの差について、化学構造の違いを理由に挙げているが、アレバによる処理について詳細を得ていないことから、それ以上の推測はできないとしている。同教授の技術は実験段階では実証済みであるが、実際に工業応用として利用されたことはない。

太田教授の技術では、汚染水中の放射性物質は粉末に吸着された後に沈殿していく。そして濁った部分の放射性物質は水と分離し、容器の底に堆積する。分離した上澄み水は透明だ。実験では、放射性ではないセシウムを1~10ppmの濃度で溶かした水100ミリリットルに粉末を1.5グラムを入れた。(福島第1原発での放射性物質の濃度は約10ppm。太田教授の開発した粉末は100ppmの濃度まで処理可能だという。)同教授によると、この浄化処理は10分で完了した。さらに数千トンの水を同時に処理する場合でも10分を大幅に超えることはないということだ。

太田教授は、放射物質をほぼ100%除去できると見ている。

太田教授の考えでは、アレバが採用したような汚染水処理施設が数カ所建設され次第、今回開発された粉末はすぐにでも福島原発での汚染水処理に利用できる可能性がある。実験では放射性物質が使われなかったが、化学的な性質は同じなので、実際に放射性物質の除去に使われた場合でも同じ結果が出ると、同教授は胸を張る。

この粉末の開発期間は1カ月足らずと非常早かった。ベースとなったのは、通常は工場付近で見つかる産業汚染物や金属汚染物の混じった汚染水を除染するために開発された類似粉末だ。太田教授はこの凝集剤の考案を6年前に始めた。マグネシウム、鉄、コバルトなどの重金属向けであったため、その化学成分は、放射性同位体のヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムにも応用できた。そして、同教授はこの凝集剤を微調整して今回発表した粉末を開発した。同教授は特許を理由に、正確な配合について開示しなかったが、原料は簡単に手に入リ、また供給量も豊富であると述べた。

太田教授はこれまで天然物質と環境汚染を専門に取り組んできたため、開発した製品が原発汚染で活用できるとは思っていなかったと語った。

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今週は全国的に注意が必要です

2011-05-23 11:23:38
テーマ:原発事故

昨夜も福島第一原発から黒煙や炎も上がっていたようです。

今日から放射能が全国を直撃する予報が出ています。

みなさん、外に出る時はくれぐれもマスクを!

そして冷たい雨が降っていますが、雨に濡れないようにご注意ください。



↓リンク先に飛ぶとアニメーションで拡散予測が見られます。


ドイツ気象庁による粒子分布シュミレーション日本語版


現在(5/23更新)の予報です。初めてご覧の方はまず左の解説をお読み下さい。

5/23(月)この日の本州は、その中心を北日本に置く高気圧に支配されます。穏やかな北の風となり大気中の粒子は引き続き南下して来るでしょう。首都圏もその範囲に入り、雨による粒子の降下も予想されます。

5/24(火)この日の日本列島は穏やかな風に支配され、本州では風向きは定まりません。その為大気中の粒子は一つの方向では無く広い範囲に拡散するでしょう。

5/25(水)日本上空で高気圧が勢力を増してきます。本州はこの高気圧の南西側に位置し、北または北東の風に支配されるでしょう。大気中の粒子は南へと移動し首都圏もその範囲に入る見込みです。


(左の解説部分)

この図は放出される放射性粒子の相対的な分布図(訳注:大気中)と題されており、下部の小文字部分には要注意:放出源の濃度が明らかでないため、この予想図には空気中にある放射性粒子の実際の密度が反映されているとは限りません。発電所からの仮想上の放出が天候条件によってどのように分布し希釈化されていくのかのみが表現されています。との注意書きがあります。

赤色の濃淡で粒子の濃度を表しており、上から順に
赤:濃度は僅かに希釈されている
黄:濃度はかなり希釈されている
白:濃度は極めて希釈されている
となります。ですから、福島地方においての空気中の放射性物質の濃度を基準にした場合に、そこから濃度はどのように薄まり分布していくのか、という事を気候条件を基に予測したもので、放射線量の絶対的な測定数値はこのシミュレーションには直接反映されていません。その為に敢えて「相対的」と前置きしている訳です。よってこの図から危険度の評価はできません。

上記アニメーションの一コマ目から三日間、福島第一原子力発電所において放射性粒子が放出され続けたとして()、粒子はそこから風に乗ってどう広がるかを高度250m地点から表現した予測(シミュレーション)であり、現在の分布状況ではありません。 元の放出量によって危険度は変わってきます(相対的)から、現時点で実際にどれだけの量の放射性物質が放出されているのかは別データ(右にリンク集有)を参照しなければなりません。

注:ここではその量は問われていませんので、良く見られる「大爆発・大放出があったとして」という表現は正確ではありません。図が相対的なものである以上、放出規模の大小の仮定は意味を為さないからです。正しくはただ単に「放出され続けたとして」です。放出の有無、又その量は右のリンク集から実測値にてご判断下さい。(事故現場周辺の大気は隔離されていませんから放出が全く無いというのは現時点ではあり得ない訳ですが。)

ドイツ気象局(正式名称:Deutsche Wetterdienst、通称:DWD) はドイツ連邦交通・建設・都市開発省下に属する公益機関で気象・天候・気候の調査報告を主な業務としています。気象局は基本的に放射線量の測定値の発表は行っておらず、その危険度の評価はドイツ連邦放射線防護庁(BfS)の法的な管轄となります。

ドイツ気象局が出した情報を基にBMU (連邦環境・自然保護・原子炉安全省)やBfS (連邦放射線防護庁)の専門家グループが実際の測定値を参照の末、危険度の評価を下すという事だそうです。その為この図はあくまでも気候条件のみによる予想であり、空気中の有害物質の実際の密度は反映されておらず、放射能濃度測定値による危険度評価とも関係ありません。同一視しないように。との旨がDWDのサイト上にも幾度も注意書きしてあります。

ドイツ政府の対応についてですが、在日ドイツ大使館のサイト でこれまでにドイツ大使館が発表した在日ドイツ人に向けての声明を全て読むことができ、ここには原子炉安全省を初めとする専門家グループ、並びにその報告を受けた独外務省危機管理対策本部の、一般人が理解できるレベルでの具体的な判断が反映されていると言えるでしょう。

それによると3月13日に一人の専門家が原子力保安省から到着しており、福島第一原発についての応急的な判断が下されるだろうと述べられています。ここではその詳細な調査結果には触れられてはいませんが、その三日後の17日には在東京ドイツ大使館の大阪への移転と、全ての在日ドイツ人に対して、原発での事故の収拾が着くまでは東日本(静岡以東)からの退避勧告を発表しています。現時点で最新の5月20日付の声明でも、首都圏での数日間の滞在は問題は無いだろうとしながらも、長期滞在や子供・未成年の滞在は避けるようにというその基本姿勢に変化はありません。

在首都圏の独国籍保持者及びその家族は現時点で一人につき二錠の安定ヨウ素剤を必要に応じて大使館の専任医師から受け取る事ができるそうです。ただしその服用については日本政府の指示を待つ事と赤字で強く注意しています。

追記4/12:4月11日付の声明で「ドイツ(その内の一人の専門家は3月13日から継続してドイツ大使館にて調査中)、オーストリア、スイスの専門家グループの協力によって現状の把握が進んでおり、新たな危険を導くような誤解を排除すべく、在日ドイツ人に対してより正確な情報提供が出来るようになって来ています。大使館機能は大阪に移転しましたが独大使館にとっては、首都においての外交上の通常業務を継続するという事も重要で、ヴェスターヴェレ独外相は4月2日の訪日後、必要不可欠な外交機能の東京への再移転を決定しました。危機分析・管理等のその他の業務は引き続き大阪に留まります。」との発表がありました。その後4月29日には全ての機能を再び東京へと戻しています。

このような分布予測は正しく理解した上での目安にすることができれば、各自の健康を守る(特に自分での判断が難しく成人よりも放射線の影響を受けやすい子供達)という目的にとって非常に有益だと思います。この情報のみで判断するのではなく、他の情報源と併せて一つの判断材料にするのが最善なのでは無いでしょうか。

この翻訳の本意は、日本政府が発表しない(且つ第三者機関による)貴重な情報源の一つを、出来る限り多くの市民の皆さんに誤解の無いよう正確そして冷静に受け止って頂くという事にあります。文章の転載は自由ですが、その際は必ず上記太字の注意事項を併記の上でお願い致します。

※ 当方天気予報の翻訳は通常行っておりませんので、ここで用いる気象用語の訳語に違和感を覚える方もおられるかも知れません。その際にはご指摘頂ければ幸いです。

史上最悪のヘルス・スキャンダル

2011-05-23 11:13:18
テーマ:原発事故

この記事を読むとどうして日本政府が

「チェルノブイリでほとんどガンになった人がいない」とか

「福島ではガンや白血病は発生しない」と言う理由がわかります。

内部被曝でみんな病気になっているのにそれを数には認めないのです。

数年後、病気になっても政府は補償なんてしてくれないでしょう。




飯塚真紀子の「アメリカ生情報」  より


史上最悪のヘルス・スキャンダル~クリス・バズビー博士談~


2011 - 05/22 [Sun] - 18:35

みなさま、お元気ですか?
大変ご無沙汰しております。
ツィッターでは毎日つぶやいているものの、ブログの方は間隔がどんどん開いて行く一方です。
気づいたら、最後のブログから3週間以上も経っていました。
申し訳ありません.....。

引き続き、原発関係の取材を行っています。
ECRR(欧州放射線リスク委員会)の科学長官であるクリス・バズビー博士には何度もインタビューしたのですが、今、日本でも問題視されているICRPと内部被曝の問題について、3.11の事故直後に初めて行ったインタビューで、以下のようにお話になっていました。雑誌には一部しか掲載されなかったので、ここで、みなさまとシェアできたらと思います。

クリス・バズビー博士談


あーちゃんの魔法の手@地震・原発日記

数ヶ月前に、イギリスのサマセットにあるヒンクリーポイント原発の近くで撮影された博士の近景。
フランスの電力会社がここに新たに原発を建てようとしており、地元住民が反対しています。

 ICRPは、インターナル・エクスポージャー(息を吸うことや飲み食いすることによって、体内に放射線が入ること)はリスクモデルの計算に入れていませんが、ECRRではそれを考慮しています。放射線にはいろいろあり、ガンマ線とかプルトニウム線とかX線とかありますが、それらは身体の外から入ります。他には、放射線粒子というものもあり、人はそれを吸ったり、飲んだり食べたりして体内に入れます。すると身体の内部にダメージを与える。
 問題は、放射線はいつもICRPモデルでアセスメントされていることです。つまり、外部から来る放射線量で計算されているので、身体全体を平均化する。しかし、もし、人がプルトニウムの粒子を吸えば、体内にダメージを与える。ICRPモデルは、身体に入るエネルギーを希薄化しているのです。それは、間違っている。
 例えば、暖炉の前に座ったとします。すると、身体全体は温まる。しかし、火に触り、熱くなった木炭を手に取ったら、身体の一部だけが極端に熱くなり、他の部分は熱くならない。ICRPのモデルは、体全体が温まるように平均化するという問題があるのです。ECRRモデルの方がもっと正確なのです。
 日本はICRPモデルを採用しているので、政府は現状を安全だと言っているのです。大半の国がICRPモデルを採用しています。その方が原子力産業はサバイバルできるからです。彼らはICRPモデルが間違っているとは決して認めません。
 原子力実験のあった場所で子供の白血病が増えたりなどひどいことが起きていますが、白血病で子供が死んでも、彼らはなぜ子供が死んだのか分からないというのです。放射線で子供が死んだとは認めない。原発がなくなった場合、それに投資した人は金を失うから、経済的問題もあるのでしょう。
 スリーマイルもそうです。あのケースにもICRPモデルが採用されたから、癌のリスクは高まらないということになってしまいました。しかし、実際には、癌になる人が増えたのです。
 チェルノブイリでもICRPモデルが採用された。その結果、チェルノブイリが原因で死んだ人の数は、実際に死んだ人の数よりもとても少ないものとなった。100万人以上が癌で亡くなったにも関わらず、です。それについての科学レポートもたくさん出されましたが、みな無視されました。史上最悪のヘルス・スキャンダルです。ヒトラーがユダヤ人を虐殺したことも大問題ですが、1955年以降、放射線の放出で死んだ人の総数は6000万人を超えているのです。1959年から1963年にかけては米ソが核兵器の実験も行っていましたから、たくさんの放射線が放出されました。それは雨になり、ミルクや水、フードにも入り、人の体内に入った。20年後には、突然癌が増加しました。それでも、ICRPモデルでは、安全ということになっていました。しかし、ケネディ大統領はそれを信じなかったので、フルフチョフと核実験を止めることに調印しましたが、その時は遅過ぎたのです。すでに、放射線は人の体内に入り、癌患者は世界で30%増加しました。乳がんの増加を見てみると、当時、放射線を浴びた人が羅漢していることがわかります」

フクシマがチェルノブイリを超える史上最悪のヘルス・スキャンダルにならないことを祈ります。

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