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原発マネーに溺れていった人々

2011-05-15 14:22:15
テーマ:原発事故

約30年前の講演ですが、お金に魅せられた人々が

住民の健康を犠牲にし、原発にのめり込んでいったのがわかります。


当時の敦賀市長がこんな発言をして原発を他の町に作る事を勧めています。


「そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、

そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。

これは(私は)信念を持っとる、信念!

……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、

50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。

わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか」



1983年高木敦賀市長講演会  より


石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)での高木孝一敦賀市長の講演内容
1983年1月26日 内橋 克人著 「原発への警鐘」 講談社文庫

只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。えー、今日は皆さん方、広域商工会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての勉強会をおやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、というふうに存じております。…ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくということについては、とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、ということで、引き受けた訳でございます。

……一昨年もちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60がその前の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。私は、その4月18日にそうしたことが報道されましてから、20日の日にフランスへ行った。いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。そのホンダワラを1年食ったって、規制量の量(放射線被曝のこと)にはならない。そういうふうなことでございまして、4月20日にフランスへ参りました。事故が起きたのを聞きながら、その確認しながらフランスへ行ったわけです。ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。ところが 敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。あるいは北海道で採れた昆布までが…。

敦賀は日本全国の食用の昆布の7~8割を作っておるんです。が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。ちょうど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいというのが、いわゆる私の趣旨であったんです。100円損して200円貰うことはならんぞ、と。本当にワカメが売れなくて、100円損したんなら、精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、正々堂々と貰いなさいと言ったんでが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍手?!)。

100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメだと。正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者には150円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから500円あげるというんでは、到底これは慎んでもらいたい。まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。

いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人もおりません。まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなあ、そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。

…(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金はお互いに詮索せずにおこう。キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ、裏金ですね、裏金!まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、それぞれの地域である訳でございます。それをどれだけ貰っているか、を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけ貰った、ここはこれだけだ、ということでエキサイトする。そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれんだろうから、これはお互いにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、というふうなことでございまして、例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で42億入ってくる。三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性……、うん、いやまあ、建設費はかかりますので、建設費と比較検討しますと入ってくるカネが60数億円になろうかと思っておるわけでございます…(会場感嘆の声と溜息がもれる)。

…で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。今年ひとつやってやろうか、と。そう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、6億の修復をやろうと。今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、火力発電所を作らせたる、1億円寄付してくれ(ドッと笑い)。これで皆さん、3億円既に出来た。こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っとる、信念!

……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)



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政府はあなたに真実を知ってほしくないのです

2011-05-15 14:05:42
テーマ:原発事故

「すぐに逃げなさい

待ってはいけません。

自分を救うのです。

政府を信じてはだめ。

政府はうそをつく。

政府はあなたに真実を知ってほしくないのです。

それほど原子力産業は強力」 




4月15日、首相官邸は「チェルノブイリ事故と福島原発事故の比較」を公表した。

1. 原発内で被ばくした方
 *チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。
  その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
 *福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。

実際にはどうだったのか・・・





チェルノブイリで事故処理指揮したマンズロヴァの発言

(2011.3.26)チェルノブイリで事故処理作業を指揮した放射線生物学者ナタリア・マンズロヴァ「できるだけ早く逃げなさい」
『デジャヴを見ているようでした。日本の人々、特に子どもたちのことが大変心配です。何が彼らを待ちうけているか経験でわかるからです。』
『Q:日本の人へのメッセージがありますか?
マ:できるだけすぐに逃げなさい。待ってはいけません。自分を救うのです。政府を信じてはだめ。政府はうそをつくから。政府はあなたに真実を知ってほしくないのです。それほど原子力産業は強力なのです。』
『Q:最後にチェルノブイリでの仕事を終わってから健康状態は悪化しましたか?
マ:43歳のときに“障がい者”になりました。てんかんと同様の発作を起こしていました。血圧は大変高くなりました。一年のうち6ヶ月以上働けなくなりました。医者も手のつけようがありませんでした。私が狂っていると言って精神病棟にいれようとしました。最終的には彼らは放射線がこれらの原因であることを認めたのです。』
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201103261156056

(2011.4.20)チェルノブイリで事故処理作業を指揮した放射線生物学者ナタリア・マンズロヴァ『国民にとって大切なのは政府発表を鵜呑みにするのではなく、自ら学び、考え、主体的に判断をして行動することである。』
『一定量の毒物を入れたコップの水を一気に飲めばすぐに死ぬかもしれないが、それを毎日少しずつ飲めばしばらくは元気でいられるかもしれない。しかし、それでも毒は少しずつ体に蓄積され、いずれ命の危険にさらされるだろう。健康被害が早く出るか遅く出るかの問題である。』
『チェルノブイリ事故の後、5年間にわたり汚染地域の放射線量の測定し、汚染物質を地面に埋めるなどの事故処理作業を指揮した。この仕事に従事した他の科学者13人全員は癌(がん)などで亡くなり、自身も2度の甲状腺がんを患った。』
『真実は誰にもわからない。しかし、どちらが真実に近いかと問われれば100万人の方だろう。当時、ロシア、ウクライナ、ベララーシ各共和国では医療制度はモスクワ政府の管理下にあった。多くの医師は、患者が放射能汚染が原因と思われる癌などで亡くなったにもかかわらず、死亡診断書にそれを書かなかったことがわかっている。』
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-347.html

(2011.4.21)『作業を始めてしばらくして、科学者チームメンバーのほとんどが体調不良を起こした。インフルエンザにかかったときのように高熱が出て体が震え、全身の筋肉が痛んだ。また、突然の眠気に襲われたり、異常に食欲が増して常に何かを食べていないと我慢できないような状態になったりした。体のなかの良い細胞がどんどん減り、悪い細胞が増殖しているのを実感した。』
『私自身も作業を始めて3年後に甲状腺がんが見つかり、甲状腺の半分を切除して摘出した。そして5年間の作業を終えて家に戻った時は40歳だったが、その後3年間はひどい体調不良で仕事はできず、ほぼ寝たきり状態だった。』
『――チェルノブイリ事故の死者は4千人と報じられているが、実際には100万人が死亡しているとの報告書も出ている。どちらが正しいのか。
真実は誰にもわからない。しかし、どちらが真実に近いかと問われれば100万人の方だろう。当時、ロシア、ウクライナ、ベララーシ各共和国では医療制度はモスクワ政府の管理下にあった。多くの医師は、患者が放射能汚染が原因と思われる癌などで亡くなったにもかかわらず、死亡診断書にそれを書かなかったことがわかっている。』

(2011.4.20)『私の研究所の建物の窓から原子炉が爆発炎上するのが見えた。原発の近くには集合住宅があり、庭のベンチに座りながらその光景を見た人もいた。集合住宅の庭では子供が駆け回ったり、自転車に乗ったりして遊んでいた。近くの川で魚釣りをしている人もいた。当初、住民たちは放射線被曝の危険性をまったく知らされず、何の警告もなされなかった。』
http://darylfranz.tumblr.com/post/4754598302/natalia-manzurova


多くの批判をいただきますが。。。

2011-05-15 13:07:52
テーマ:原発事故

「デタラメな記事を書くな」とか

「風評被害を広めるな」とか

「記事だけアップしていないで、自分の意見をしっかり書け」とか

批判的御意見を頂くことが多くなって来ました。



私がなぜこのようなブログを更新しているのかといえば

政府やマスコミが正しい情報を国民に知らせていないと感じているからです。

マスコミが正しい情報を知らせてくれているならば

わざわざ寝る間も惜しんでこんなことする必要だってないのです。


私は政府やマスコミの意見には真っ向から反対です。

このままマスコミを信用していたら多くの子供たちが犠牲になると非常に危惧していて

数年後に悲しむお母さんをなんとか一人でも減らしたいと考えているわけです。

世界の放射能の基準はどうなのかとか、

チェルノブイリではどうだったかとか、

日本がどれだけヘンテコなのかとか

インフルエンザではパニックになるほどみんなマスクをしているのに

どうしてより危険な放射能に対しては無関心なのかとか、

普通のお母さんたちの判断の基準になりそうなことや、知って貰いたい事をアップしています。

Aという考えもあれば、Bという考えもあっておかしくないでしょう?

今だって国民の健康を無視した原発はやめて!という意見と

原発はクリーンで安全なエネルギーだから推進は変わらない!という意見がありますね。

それぞれの立場でどちらが正しいのか判断すればいいと思います。

どっちの意見も聞いてみて、自己判断の材料になればなと思っているわけです。


私のブログをデマだ!インチキだ!と仰る方は

マスコミ報道だけをご覧になって何が起きてもそちらを信じていればいいのではないですか?

私はあくまで政府とは反対の意見を持っているわけで

なぜ政府側のかたを持つように指図されなきゃいけないのでしょう?

インチキだらけのマスコミ報道は見ていて怒りがこみあげてくるのでほとんど見ません。

そんなに気に入らないなら、わざわざ私のブログなど読まなければいいのにと思います。

私は政府側の意見に賛成している方の所に行って

「それは間違っている!」とか押し売りは一度もしていません。

けれど私に文句を言ってくる方は一方的にやってきて文句をつけます。



私はデマを流しているとは思いませんし

自分のアンテナに引っかかった情報をブログにアップしているのです。

記事の書き方が気に入らないとか、

実際に自分の目で確かめたことだけを記事にしろと批判されても困ります。


これは自由意志でやっているのであって

私はジャーナリストでもなんでもなく、ただの一個人です。

現地取材をして、記事を公開してお金にしているわけでもありません。



こういう対応に時間を取られてしまうので

気に入らなければ読まないでください。

いくら文句を言われても私のスタンスは変わりません。


*政府はメルトダウンはしていないと言い続けてきましたが、

実際には事故直後からメルトダウンしていました。

仮に私のブログが後に全てデマだとわかったとしても

政府の安全デマの方がどれだけ有害だったでしょうか?

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