エコ・ブログトップへ スマイル・エコ・プログラム






三島市
旅行口コミ情報
トリップアドバイザーにお勧めブログとして認定されました。

チェルノブイリを超えた飯館村

2011-04-07 13:23:30
テーマ:地震

下のリンク先からは

チェルノブイリ原発事故のNHKスペシャル

「汚された大地~チェルノブイリ 20年後の真実」を見られます。
長いですが、放射能汚染の事実を知ることができます。

おそらくNHKでは再放送されずお蔵入りでしょう。




チェルノブイリの猛烈汚染地域を超えた飯舘村 より


福島県飯舘村は、もはやチェルノブイリの猛烈な放射能汚染地帯(ホットスポット)よりも汚染されている。


福島第一原発から北西に40kmにある飯舘村で3月20日に測定されたセシウム137は、1kg当たり16万3000ベクレル。


米アルゴンヌ国立研究所のチェン氏 によると、1kg当たり16万3000ベクレルは・・・

  • 1年間当たり150ミリシーベルトに相当。アメリカの住民退避基準(50ミリシーベルト)の3倍に当たる。
  • およそ1平方メートル当たり800万ベクレルに相当。チェルノブイリ原発付近で測定された最高値1平方メートル当たり500万ベクレルを超える」



チェン氏によると放射能汚染は空気汚染は一時的なものだが、土壌汚染は一定量の放射線を出し続ける。したがって、住民退避を考える上で土壌汚染は空気汚染よりも重要な尺度となる。また、ヨウ素137よりも半減期が長いセシウム137をみることが重要と指摘。(Science Magazine )


ちなみに飯舘村のセシウム137最高値は、26日の1キログラム当たり22万7000ベクレルを計測。


福島県飯舘村は6日、乳幼児や妊産婦を村外に避難 させることを独自で決めた。

国からは避難指示区域に指定されていないものの、かなり賢明な判断だったと思います。



政府は「土壌汚染の基準がない」と理由なのかもしれないが、20キロ圏内といわずに土壌汚染のホットスポットごとの退避指示を出すべきでしょうね。

同じテーマの記事
PR

被曝限度量引上げ検討 水は変更済み

2011-04-07 08:40:23
テーマ:地震

原子力安全委会が年間の被曝限度量の引き上げを検討しています。

被曝が長期に渡るので年間限度量を1ミリシーベルトから

一気に一律20ミリシーベルトに引上げる模様です。


被災地周辺のみなさんも限度量が引き上げられたから

「いくら放射線量が高くてもこれで安心ね」

なんて簡単に考えられるでしょうか?



水道水に関しても3日間の平均値が基準値を上回った場合に

発表することに変更になっています。


これってもう飲んじゃったあとに発表になるということです。


こんな事故を起こしながら国民の健康を犠牲にして

原子力産業を守りたいと言う国の姿勢には本当に失望させられます。



朝日新聞  より


原子力安全委員会は5日、放射線量の高い地域の住民の年間被曝(ひばく)限度量について、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討を始めた。放射線の放出が長引き、「長く生活する観点で考えないといけない」とし、現実路線への見直しを検討する。

 会見した代谷誠治委員は「防災対策での退避は通常、短期間を想定している」と指摘。すでに数週間に及ぶ退避や避難の考え方について、政府から見直しを検討するよう相談されていることを明らかにした。 原発から半径30キロ圏外の福島県浪江町の観測地点で放射線量の積算値が上昇している。先月23日から今月3日までの積算値は10.3ミリシーベルトになった。日本では人が年間に受ける被曝限度量は現在、一律1ミリシーベルト。国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告では、緊急事故後の復旧時は1~20ミリシーベルトを目標としている。


要警戒!福島第一原発窒素注入

2011-04-07 08:22:17
テーマ:地震

おはようございます。

昨日から水素爆発を回避するために

福島第一原発1号機に窒素注入が開始されました。

高濃度の放射性物質がゆっくりと時間をかけて大気中に放出されます。

危険なドライベントと同じ量、またはそれ以上の放射性物質が出されます。


風向きに注意しないと被災地も関東方面も危険です。

テレビでは報道されていません。


ジャーナリスト木下黄太ブログ より


速報「窒素注入については、警戒して下さい。ゆるゆると高濃度放射性物質が出る可能性が高い」


すいません。情報が遅れましたので、少しあわてて書いています。 

 まだ判然としていませんが、私の情報を書いておきます。コメント欄でも問い合わせがあったので、一号機での窒素注入をはじめるということについての取材内容です。過去に数年、福島第一原発に携わっていた技術者の友人に聞きました。通常の窒素を入れる作業だと、窒素抽入パージと言う作業。掃気。配管などの腐食を防ぐために 可燃性ガスを吐き出すために、不活性ガスを満たす。これを窒素でやるなら窒素パージ。それをドライウェル内にやる。内部にたまっているガス類の排出目的。そこから出てくるガスがどういう出方をするかがポイント。窒素がプラントに与える影響は、ほぼ無い。ただし吐き出させると、中の気体は、フィルターを通らず出てくる。いろんなものが出てくる。圧力高いドライベントではないけれども、ゆるかにいろんな物質が出てくる可能性がある。窒素をどういう風に入れるのかということはともかく、ドライベントのように急速ではないが、少量ずつ、ゆるゆると吐き出される。高濃度の放射性物質が出てくる量は、最終的にはかわらないはずだということです。もしかすると、ドライベントの方が少ないかもしれないと言うことです。ゆるゆると時間をかけて出すということで、半減期の短い放射性物質については多少利点がありますが、時間をかけるといっても、ドライベント並みの量の放射性物質を出す可能性があるとしたなら、大変なことになります。事前にこういう可能性を明らかにしている話でしょうか?

 別の筋からは、圧力が下がっているのを防ぐために、窒素を注入するだけでほとんど外に出ないという説明もありました。

 しかし、僕の友人の技術者は「格納容器が一部破損している可能性もあるし、現場もわからずやっているかんじだろうから、いろんな可能性がある。6000立方平方メートルは、普通の窒素パージと変わらないはず。置き換えられているものがはいると、さらにずるずるもれてくる可能性がある。韓国やアメリカなどが国際原子力条約について事前通報義務に神経質になっているのたが、これは為されているのだろうか?作業員を退避させると言うことは、ゆっくりと高濃度の放射性物質が出てくることに間違いない。これは、これ以上圧力が下がると外の圧力との差でさらに格納容器が破損する可能性があり、もうやらざるをえなくなっているということ。というか、かなり追い詰められていてやる以外の方法がなくなっている可能性がある。どこで何がおきるか実はわかんないから、現場退避なんだよ。延命措置としてしょうがないんだけど、他の方法は難しいと言うこと。ほんとに綱渡りが、ぎりぎりで続いている、そのギリギリの感じ。パージはじめてから半日から一日のモニタリングの数字は注意。ゆるゆるとしかでないから、急速にはあがらないかもしれないが、内部被曝という観点からすると、風向きや風の強さなど気象条件次第で、いろんなエリアで中期的に若干レベルがあがっていく。1号機は用量が小さいが、2号機3号機もやるし、内部被曝への影響は中期的にかなり高まると考えるのが妥当だと思うよ、実はドライベントと性質はちがうけど、ある意味、積算では同じ作用だよ。」と言う彼。

さらに、「そろそろくるところまできはじめている感じたよ。だから油断するなと言っただろ、木下」と。

 本日、菅総理は浪江町の町長に「安定化を示していて、これ以上広がらないのではないか。」という見方を示したと、ラジオニュースが伝えていました。本当に「すごい」総理と思います。

気になるキーワード

    あなたもエコ・ブログでブログをつくりませんか?