チェルノブイリを超えた飯館村
下のリンク先からは
チェルノブイリ原発事故のNHKスペシャル
「汚された大地~チェルノブイリ 20年後の真実」を見られます。
長いですが、放射能汚染の事実を知ることができます。
おそらくNHKでは再放送されずお蔵入りでしょう。
福島県飯舘村は、もはやチェルノブイリの猛烈な放射能汚染地帯(ホットスポット)よりも汚染されている。
福島第一原発から北西に40kmにある飯舘村で3月20日に測定されたセシウム137は、1kg当たり16万3000ベクレル。
米アルゴンヌ国立研究所のチェン氏
によると、1kg当たり16万3000ベクレルは・・・
- 1年間当たり150ミリシーベルトに相当。アメリカの住民退避基準(50ミリシーベルト)の3倍に当たる。
- およそ1平方メートル当たり800万ベクレルに相当。チェルノブイリ原発付近で測定された最高値1平方メートル当たり500万ベクレルを超える」
チェン氏によると放射能汚染は空気汚染は一時的なものだが、土壌汚染は一定量の放射線を出し続ける。したがって、住民退避を考える上で土壌汚染は空気汚染よりも重要な尺度となる。また、ヨウ素137よりも半減期が長いセシウム137をみることが重要と指摘。(Science Magazine )
ちなみに飯舘村のセシウム137最高値は、26日の1キログラム当たり22万7000ベクレルを計測。
福島県飯舘村は6日、乳幼児や妊産婦を村外に避難 させることを独自で決めた。
国からは避難指示区域に指定されていないものの、かなり賢明な判断だったと思います。
政府は「土壌汚染の基準がない」と理由なのかもしれないが、20キロ圏内といわずに土壌汚染のホットスポットごとの退避指示を出すべきでしょうね。
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