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【プロ野球】

中田 延長11回決めた

2013年7月4日 紙面から

ソフトバンク−日本ハム 延長11回1死一、三塁、勝ち越しの左前打を放つ中田=ヤフオクドームで

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◇日本ハム6−3ソフトバンク

 日本ハムがこのカード6連勝。2回、陽岱鋼の2点適時打で逆転し、6回は陽岱鋼のソロで加点。同点とされたが、延長11回に中田の勝ち越し打などで3点を挙げた。ソフトバンクは4連敗。7回に追い付いたものの、及ばなかった。

     ◇

 3−3の延長11回、それまで5打席無安打だった主砲のバットから、ようやく快音が響いた。「打つならここしかないという気持ちだった」と中田。1死一、三塁から千賀の変化球を捉えた打球は、鮮やかに三遊間を抜けた。

 ここ3試合は左ふくらはぎの張りのため、大事を取って指名打者で出場していた。左翼の定位置に戻ったのは4試合ぶり。それでも危なげない守備を披露し、打席でも最後に本領を発揮した。

 栗山監督は常々「このチームは(陽)岱鋼と(中田)翔が引っ張らないといけない」と若い2人の尻をたたき続ける。延長11回に勝ち越しのホームを踏んだ陽岱鋼は、4安打と攻撃の起点を作り続けた。4試合続けて3安打以上をマークするのは、2000年の小笠原(現巨人)に並ぶ球団記録となった。

 チームは開幕戦に勝利して以来となる貯金1。中田は「まだまだチーム本来の力は出ていない。どんどん勝っていきたい」。昨季のリーグ覇者がようやく上昇気流に乗ってきた。

 

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