インド株:センセックス、2週ぶり大幅安-原油高とルピー安で
7月3日(ブルームバーグ):3日のインド株式 相場は下落。指標のS&Pセンセックス指数は2週間ぶりの大幅安となった。9カ月ぶりに1バレル=100ドルを突破した原油相場とルピー安で、インド準備銀行(中央銀行)の利下げ余地は抑制されるとの懸念が広がった。
ムンバイ市場でのセンセックス指数 は前日比286.06ポイント(1.5%)安の19177.76で終了。世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズ は1週間ぶり安値を付けた。資産規模でインド最大の銀行、インドステイト銀行 は6週間で最大の下げ。ルピーは対ドルで下げ、過去最安値まであと0.7%となった。
インド中銀は先月17日の政策決定会合で政策金利を据え置いた。インフレ率は5月の卸売物価指数(WPI)で測れば3年7カ月ぶり低水準だが、消費者物価指数(CPI)の伸び率は9.31%と、主要20カ国・地域(G20)でアルゼンチンに次ぐ2番目の高さ。インドは原油需要の約80%を輸入に頼っている。中銀の次回会合は30日に予定されている。
原題:Indian Stocks Drop Most in Two Weeks as Oil Climbs, RupeeFalls(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ムンバイ Rajhkumar K Shaaw rshaaw@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Michael Patterson mpatterson10@bloomberg.net
更新日時: 2013/07/03 20:24 JSTニュース一覧
	
   
	
   
	
   
	
   
	
   
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