韓日国税庁トップが会合 情報交換の強化で合意
【ソウル聯合ニュース】韓国国税庁の金悳中(キム・ドクジュン)庁長は17日、ソウルで日本国税庁の稲垣光隆長官と会合し、タックスヘイブン(租税回避地)を利用した脱税行為など地下経済の摘発に向け、情報交換をさらに強化することで合意した。また、両国の貿易と投資のさらなる活性化を目指し、税制環境の整備に努めることでも一致した。
韓国の国税庁長と日本の国税庁長官は税制懸案に対する意見交換や協力拡大を目的に、1990年から毎年会合を行っている。
韓国国税庁の金庁長(左)と稲垣長官(提供写真)=17日、ソウル(聯合ニュース)
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