【ロンドン=欧州総局】3日午前のロンドン株式相場は続落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ99.58ポイント安の6204.36で推移している。
構成銘柄の約9割が下落。ポルトガルとエジプトの政治不安に加え、中国の景況感悪化を背景に幅広い銘柄に売りが出ている。
銀行株が安い。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による格下げを受けてバークレイズが軟調。HSBCホールディングスとスタンダードチャータードも売られている。
鉱業株もアングロ・アメリカンやベダンタ・リソーシズなど大半が下落。
ガス生産・開発のBGグループや石油のロイヤル・ダッチ・シェルも安い。
アナリストが目標株価を引き下げた建設資材のCRHの下げも目立つ。
一方、アナリストが投資判断を引き上げた半導体開発のアーム・ホールディングスは上昇。
石油・ガス開発会社のタローオイルも買われている。
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