米新規失業保険申請:5000件減の34万3000件、移動平均も減少
7月3日(ブルームバーグ):先週分の米新規失業保険申請件数は減少した。
米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)は、前週比5000件減の34万3000件。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は34万5000件だった。
労働省の報道官は統計について、実数の代わりに推定値を提出した州はなく、データに通常と異なる内容はないと明らかにした。4日が独立記念日の祝日に当たり、通常より1日早い発表となった。
レイモンド・ジェームズ・アソシエーツのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「やや低い水準でトレンドが形成されている」と指摘。「雇い入れることへの不安はまだある。生産する製品やサービスへの需要が高まることを望んでいるのは明らかだ」と語った。
より変動の少ない4週移動平均 は34万5500件と、前週の34万6250件から減少した。
失業保険の継続受給者数は6月22日までの1週間で293万人と、前週の299万人から減少した。
原題:Jobless Claims in U.S. Fall by 5,000 in Week Ended June 29(2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Michelle Jamrisko mjamrisko@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/07/03 22:41 JSTニュース一覧
注目のセクション