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【第159回】 日本初の「町田市保健所方式」でわかった
64歳までの「引きこもり」は20世帯に1世帯!?[2013年07月04日]
引きこもりの人のいる多くの家庭では、本人も親も変わらぬまま、長期化、高年齢化だけが進んでいる。東京都町田市保健所が、20歳から64歳を対象に引きこもり実態調査を行ったところ、自分または家族が引きこもり状態にあると答えた人は5.5%に上ることがわかった。 -
【第158回】 中高年退職者を食い物に!
ハローワークが紹介する“辞められないブラック企業”[2013年06月27日]
ハローワークなどに紹介されて応募し続け、やっと就職先が決まったと思ったら、そこは「ブラック企業」だったという話も少なくない。今回、紹介するのは、“辞めさせないブラック企業”に勤めているという40歳代後半の高城和雄さん(仮名)だ。 -
【第157回】 ひとりぼっちの引きこもりを社会につなげるカギは
“一般の会社員ら”が握っていた![2013年06月20日]
閉塞感の中で、長い間、生きづらさを感じていた人たちが、自らの意思で動き始めた。6月2日、『第5回 ひきこもり問題フューチャーセッション「庵 -IORI-」』が行われた。驚いたのは、参加者のうちおよそ半数が「引きこもり当事者」だったことだ。 -
【第156回】 引きこもり歴27年の50代男性は
なぜ再び社会に出ようと思えたのか[2013年06月13日]
引きこもり状態の高年齢化とともに、長年、変化が起きなかった親子関係の中で、将来に絶望している当事者や家族は少なくない。しかし、27年間にわたり引きこもってきた50歳代の男性が、ふとしたきっかけから、自らの意思で動き始めたケースもある。 -
【第155回】 つながりはじめた引きこもり当事者たち
「救われた」と語る彼らの思いと夢とは[2013年06月06日]
引きこもり当事者同士、自らの意思に導かれたつながりが、ネットを通じて少しずつ広がりつつある。そして今、引きこもり当事者たちが、自分の中にある思いを外に発信し、それまで引きこもっていた人たちも、自らの意思で動き出し始めた。 -
【第154回】 “履歴書の空白”がむしろ武器になる?
「引きこもりビジネス」の胎動[2013年05月30日]
当コラムをきっかけに、引きこもり状態の当事者や失業中の人たちの間で、いろいろな動きが新たに生まれている。先日、仕事探し中の50歳代のMさんの呼びかけによって、キックオフミーティングが開かれた任意団体「中高年人材センター」が、その一例だ。 -
【第153回】 15年以上引きこもっていた被災地の30代男性を
「外に出よう」と思わせた“ある仕掛け”とは[2013年05月23日]
東日本大震災当時、引きこもりだった当事者のうち、外に出てきた人たちは今、どうしているのだろうか。30歳代後半の男性Aさんは、震災が来るまで15年以上、引きこもっていた。しかし、ある支援者のおかげで、震災を機に外へ出ることができた。 -
【第152回】 お金がなくなったら死を見据える男性に大きな反響
数多く寄せられた共感とアドバイスの中身とは[2013年05月16日]
前回の記事に登場した貯金がなくなる予定の3ヵ月後に死を考えているAさんに「他人事ではないから」と、励ましやアドバイスのメッセージがどっと寄せられている。そのメールの3分の2ほどは、内容に共感する引きこもる本人たちの発信だった。 -
【第151回】 お金がなくなったら死を見据えることに…
家族・世間に放置された40代男性の絶望[2013年05月09日]
40代の引きこもり当事者Aさんは、中学時代に神経症を発症し、6年間引きこもりに。その後、バイトや派遣で収入を得てきたが、リーマンショック後は孤立無業状態になった。あと3~4ヵ月で貯金は底をつくが、その後については死さえ見据えている。 -
【第150回】 当面の生活費、就活の交通費に困ったら?
「引きこもり脱出」も助ける自治体の貸付支援制度[2013年05月07日]
多くの引きこもる人たちにとって切実なのは、動き出そうと思ったときに、「お金」という障壁が立ちはだかることだ。そんな人々の自立を助けることになるかもしれないのが、各地域の社会福祉協議会が行う資金の貸付支援事業である。 -
【第149回】 “美人すぎる引きこもり”は売れるか!?
「引きこもり」がビジネスになる可能性[2013年04月25日]
引きこもりたちが、自らの特質を活かして利益を上げられるよう、ムーブメントを仕掛けていこう。そんな対話をするセッションが高田馬場で開催された。そこでは、「引きこもりタレント事務所」「引きこもり大学」などの事業案が次々飛び出した。 -
【第148回】 名刺がない、内線番号表に名前がない
存在を消される“追い出し部屋”の実態[2013年04月18日]
家電メーカーの“追い出し部屋”形式と言われている退職勧奨がメディアでも話題になっている。1年以上にわたってハローワークなどで仕事を探しているが全く決まらないという40代後半の元会社員男性も“追い出し部屋”を経験した1人だ。 -
【第147回】 ハローワークで就職できるのは3割未満!?
長期失業中の中高年が“自宅警備員”になるまで[2013年04月11日]
マスメディア上は今、アベノミクスという浮かれたフレーズで賑わっている。しかし、筆者の元には、「求人募集に応募し続けているのに、仕事に就くことができない」といった、仕事がなく、日々の生活に追いつめられた人たち悲鳴が聞こえてくる。 -
【第146回】 引きこもり8000人以上と推計した
横浜市の初調査が「残念」な理由[2013年04月04日]
横浜市は、市内に住む15~39歳の8000人以上が「引きこもり状態にある」とする推計を初めて公表した。市が初めて引きこもり実態調査に取り組んだ点は評価できる。しかし今なお、調査対象者は39歳まで。40歳以上の深刻な実態は置き去りにされた。 -
【第145回】 求人が増えても就職できない!?
ハローワークに集まる“怪しいお仕事”の実態[2013年03月28日]
今年1月の有効求人倍率は0.85倍で、3ヵ月続けて上昇し、このところ改善しつつあるといわれる日本の雇用情勢。ところが、「実態は悪化している」と、ハローワークの利用者は言う。なんとハローワークには、“カラ求人”も少なくないというのだ。 -
【第144回】 「『ひきこもり村』開村アイデア会議」を開催
引きこもりが“問題”ではない社会は作れるか[2013年03月21日]
「引きこもり」が問題にならなくなったその村は、きっと誰にとっても生きやすい、優しい村に違いない。そんな「ひきこもり村」の開村をテーマに、あなたが「ひきこもり村」の村長だったら、どんな村にしていくかを対話するフューチャーセッションが開かれた。 -
【第143回】 人に迷惑をかけたくない――
生活保護申請中に「無縁死」した40代男性[2013年03月07日]
天涯孤独の状況にあった40歳代の無業者男性Aさんが、この3月の寒い早朝、自宅でこっそり亡くなった。家族とは音信不通で、頼る身寄りがなく、家も仕事もないまま、貧困にあえいでいたAさん。彼は、この社会からネグレクト(放棄)状態にあったとも言える。 -
【第142回】 求刑超えの判決から一転、減刑へ
「発達障害40代男性」を殺人犯にしたのは誰か[2013年02月28日]
約30年の「引きこもり」の末、大阪市の自宅で当時46歳の姉を刺殺したとして、殺人罪に問われた42歳男性の控訴審で、大阪高裁の松尾昭一裁判長は、懲役20年の1審判決を破棄。懲役14年を言い渡した。この男性が殺人に及んでしまったのは、一体誰のせいだろうか。 -
【第141回】 広島発!行政の手を借りない就労支援
「引きこもり」が特技を生かして自立する方法[2013年02月21日]
引きこもった人たちの「毎日通える所が欲しい」「仕事につながることをやりたい」、そんな希望を叶える場所を身銭を切って、行政の手を借りずに作ってしまった人がいる。広島県福山市に「ドリィムスイッチ」を開所した中村友紀さんだ。 -
【第140回】 ママ友との関係、子育てのつまずきが要因!?
普通の主婦が「引きこもり」になってしまう理由[2013年02月14日]
主婦の場合、引きこもること自体、社会的に問題視されていない。昼間、家にいるという生活の外見上は、他の主婦と何も変わらないからだ。しかし、実は今、じわじわとその存在が増え始めている。なぜ彼女たちは引きこもってしまうのだろうか。
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