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「シリーズ・日本のアジェンダ 「解雇」で変わる?日本人の働き方」の全記事一覧
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【第4回】 解雇規制こそ“失われた20年の本質”
終身雇用がもたらした「3つの歪み」とは何か
――人事コンサルタント 城 繁幸[2013年07月03日]
強固な解雇規制を背景に、日本の大手企業を中心に数十年間維持されてきた終身雇用制度。人事コンサルタントの城繁幸氏は、終身雇用が高度経済成長期に一定の意義があったと認めながらも、同時に今の日本に大きく「3つの歪み」をもたらしたと語る。 -
【第3回】 なぜ「解雇規制の緩和」は不要か
“できる解雇”と“できない解雇”の視点から考える
――日本大学准教授 安藤至大[2013年06月26日]
わが国では、規制が厳しいと言われることが多い「解雇」問題。現在、政府の産業競争力会議等で「解雇規制の緩和」の議論が行われているが、安藤至大・日本大学准教授は「解雇規制の緩和は不要」との立場を示しながら、規制の周知・明確化の必要性を説く。 -
【第2回】 解雇規制改革は中小企業の労働者に“福音”
「多様な働き方」実現に中立的な労働法制を
――国際基督教大学客員教授 八代尚宏[2013年06月19日]
政府の産業競争力会議で議論されて以来、批判が数多く寄せられている「解雇規制改革」の問題。これに賛成の立場を示す八代尚宏・国際基督教大学客員教授は、「企業の得、労働者の損」という認識をされがちなこの問題には、大きな誤解があると語る。 -
【第1回】 いまなぜ解雇規制の緩和なのか
その背景&論点を整理する[2013年06月12日]
安倍政権は日本の成長戦略と雇用のあり方を考えるうえで「成熟産業から成長産業への失業なき労働移動」と「多様な正社員モデル」を打ち出した。それを実現する方法論をめぐって、今議論が沸き起こっているのが「解雇規制の緩和」だ。