請願
9月議会に「困難学級救済、複式学級固定化に依る地域力格差の是正のため 基準外教員の配置を県教委に求める請願」が提出されました。請願者は蓑島小学校のPTAの関係者ということです。
この請願書には、「主催、協賛、発行、著作」 という、これまでの請願書では見たことのないものが書かれています。発行として小坪慎也市議の所属している団体、著作には小坪慎也議員の経営している「株式会社○○○○ 代表取締役 小坪慎也」と書かれています。
本会議では、文教厚生常任委員会に付託する際、この部分も審査の対象とするとしました。しかし文教厚生委員会では、会社や団体の審査はできない、市会議員が著作ということは実質的な請願者ではないか等、扱いをめぐって結論がでませんでした。小坪議員は「違法でないのだから、内容の審査をするよう」主張しました。
全国議長会にも問い合わせをしたところ、「違法ではないが、このような事は想定外であり、それぞれの議会が決めること」と言われたそうです。
結局12月議会では、「一常任委員会が扱いを決めることはできない。どのように取り扱うかは議会全体で決めるべき」とし、議長にその旨話すこととしました。文教厚生委員会では、請願内容の審査ができず継続となりました。
請願提出の際に、小坪議員が議会事務局や他の人の話に耳を貸さずに強引に進めたところから、この問題が生じたようです。ルールや一般常識を聞き入れない結果です。
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