プログラミングに慣れていれば何でもないような事でも
プログラミング初心者には1日考え込んでもわからない事もある。
Processingのライブラリインストールもそう。
Processingは簡単なプログラミング言語だと言われているけど
ちょっと本を読んでARでも試してみようかと思ったら
最初のサンプルコードの最初のimportでエラーが出て愕然とする羽目になる。
そんな超初心者のための、
いまさら他人に聞けないレベルの話をしたいと思う。
筆者の実行環境:
OS:Windows7 Ultimate 64bit
Processing:2012.04.11現在の最新版1.5.1
NyAR4psg:2012.04.11現在の最新版1.2.0
今回の参考書はこちらを使用。
ARプログラミング—Processingでつくる拡張現実感のレシピ—
さあ、「Part2 準備編」のとおりライブラリをダウンロードしてインストールした(つもり)。
いよいよ「Part3 ライブラリ編」の、
「3.1_もっとも簡単なARプログラムを作ってみよう」
最も簡単だから問題無く実行できるはず…
あれ?なんかエラーが。なになに、
「The package “jp” does not exist. You might be missing a library.」
とのこと。詳細は、
「Note that release 1.0, libraries must be installed in a folder named ‘libraries’ inside the ‘sketchbook’ folder.」
ふむふむ、ライブラリへのパスが通っていないのね。
まあよくある事。
で、色々検索しつつ原因を探すもなぜかライブラリに「NyAR4psg」がインストールされていない様子。あせる。この程度はわかるはずだったので。。
(※インストールの確認は、Processingの「Sketch」から「Import Library」を開いたときに、一覧にあるかどうかでわかる)
おかしいなー、本や他のサイトの通りにやってるはずなのに・・・と思っていたら、とんでもない初歩的なミスをしていることが発覚。
そう、外部ライブラリを設定する際、
「マイドキュメント」→「Processing」→「libraries」の直下にZipファイルを解凍したままの「nyar4psg-1.2.0」というバージョン番号つきのフォルダを置いたのでした。
本をよく読めば、ここは『「ライブラリ名を冠したフォルダ」を入れます』と、ちゃんと書いてあります。そうです、「ライブラリ名が含まれたフォルダ」ではなく、一字一句同じ「ライブラリ名を冠したフォルダ」なのです。
かくして、「マイドキュメント」→「Processing」→「libraries」の直下に解凍した「nyar4psg-1.2.0」のファイル名を「nyar4psg」と直したところ、問題無く動作しました。
めでたしめでたし。
最後に、この間違いに気付いたきっかけをくれた
「かりぐらしのshunbo」さんと
http://shunboo.blogspot.jp/
「うえちょこ@ぼろぐ」さんに感謝。
http://labs.uechoco.com/blog/2008/03/processingjar.html