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安藤美姫 五輪出場の最初のヤマ場で村主章枝と対決か

東スポWeb 7月3日(水)13時51分配信

安藤美姫 五輪出場の最初のヤマ場で村主章枝と対決か

安藤のソチ五輪出場には「東日本フィギュアスケート選手権」が最初のヤマ場となる

【ニュースのフリマ】

 4月に世界国別対抗を終えた浅田真央(22)がソチ五輪シーズンかぎりでの引退を表明して「将来的にはちゃんと子供がほしい」と語ったそのころ、安藤美姫(25)はしっかりママとなり、浅田の夢を先取りしていた。

 その2か月半後に出産を公表した安藤をめぐって、10月の川越スケートセンターは大変な混雑も予想される。

 ソチ五輪出場を目指して臨むシーズンの初戦が同月11〜14日の関東選手権選手権になるとみられるというのだが、会場の川越スケートセンター(埼玉県川越市)の座席数は、日本スケート連盟公式サイトにある「全国のスケートリンク」によると200しかない。競技会の会場としてよく使われるダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)の2472席、新横浜スケートセンター(横浜市)の2501席の1割以下。元世界女王の現役最後のシーズン(テレビでは「たぶん」と補足していたが)に加え、“極秘出産”のインパクトもあるから、メディアはもちろんのこと多くの「ミキティ」ファンが駆けつけることが予想される。

 世界を2度制した元女王は、ここ2シーズンのブランクにより連盟強化指定選手から外れ、所属のトヨタ自動車も退社し、中部地区から神奈川県連盟登録の一スケーターに。GPシリーズの出場資格もなく、ソチ五輪に出るには全日本選手権(12月21〜24日、さいたまスーパーアリーナ)で最低でも3位に入ることが求められる。

 全日本選手権の出場資格は昨年の要項をみると「東西日本フィギュアスケート選手権大会において選考された選手、及びフィギュア委員会にて出場を認められた選手」。これは例年ほぼ同じだろうから、強化指定選手でない安藤は後段には該当しないとみられ、東日本フィギュアスケート選手権(11月1〜4日、群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナ=前橋市)が最初のヤマ場となる。

 ここに参戦してきそうなのが“氷上のアクトレス”村主章枝(32)。五輪に限れば5位(2002年ソルトレークシティー)、4位(06年トリノ)と安藤を上回る実績を持つ元日本女王も昨季は東京都選手権で5位、東日本選手権で11位と高校生や大学生の後塵を拝しているが、引退はしていない。直近の2シーズンとも東日本で上位10人に入れず全日本への道を絶たれており、例年どおりなら今年もエントリーしてくるはず。

 安藤の出産と再チャレンジにさっそく、ブログを通じて「素敵だね」とエールを送った村主。氷を溶かすと言われた情念のスケーターとシングルマザー・スケーター。世界トップレベルの実績を残した2人の“熟女”!?対決が実現すれば、世界的選手からみれば“平場”に近いような大会にはもったいない豪華キャスト。ちなみに前橋のアリーナは1660座席ある。

最終更新:7月3日(水)14時3分

東スポWeb

 
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