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みずから判断行動するロボット実証実験
7月3日 13時25分

みずから判断行動するロボット実証実験
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周りにいる人の位置や動きを捉えてみずから状況を判断し、話す内容や動きを変えるなど人間とのコミュニケーション能力を高めたロボットの実証実験が始まりました。

実験は大手自動車メーカーのホンダが、2足歩行の人型ロボット「アシモ」を使って東京・江東区の日本科学未来館で始めました。
ロボットは、カメラとセンサーを使って周囲の人の位置や動きを瞬時に把握します。
そのうえで、どんな話を聞きたいか選択肢を示して手を挙げてもらうと、手を挙げた人が最も多かった内容を説明することができるほか、いちばん最初に手を挙げた人を指して質問を受け付けるなど、周囲の人の動きや反応に合わせてみずから状況を判断して行動します。
ホンダでは今後、空港や駅などで道案内をするロボットなどに活用していきたいとしています。
開発責任者の重見聡史さんは「どういうやり取りをしたらロボットが最適な行動を取ることができるのか、データを蓄積し、さらに人間とのコミュニケーション能力を高めたい」と話しています。

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