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ナノテクノロジー 新拠点完成
6月27日 7時43分

ナノテクノロジー 新拠点完成
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1ミリの100万分の1の、「ナノ」という極めて小さなサイズの技術を活用する「ナノテクノロジー」の分野で、研究開発や人材育成を行う新たな拠点施設が茨城県つくば市に完成しました。

「TIA連携棟」と呼ばれるこの施設は、つくば市にある産業技術総合研究所が敷地内に設けました。
地上3階建てで、延べ床面積はおよそ6000平方メートルあります。
施設の中には、ナノレベルの研究で不可欠な、空気中のちりやごみが入り込まないよう管理された広さおよそ1000平方メートルのクリーンルームが設けられています。
また、研究機関だけではなく大学や企業も利用できる研究室や、研究者と企業の担当者が交流するためのラウンジなども設けられています。
つくば市では、産業技術総合研究所など3つの研究機関と筑波大学が中心となって、世界でも有数のナノテクノロジーの拠点作りを進めています。
今後はこの施設を中核として、企業とも連携しながら新しい技術の開発や、次の世代を担う人材育成を進めることにしています。
産業技術総合研究所の金山敏彦理事は、「この施設を活用してナノテクノロジーの共同研究を進めることで、新たな製品の開発などにつなげていきたい」と話していました。

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