今秋開催「十和田奥入瀬芸術祭」概要発表(2013/07/03 14:00)
十和田奥入瀬芸術祭でのパフォーマンスを説明する奈良美智さん=2日、東京都内
 十和田市現代美術館の開館5周年記念として今秋開催する「十和田奥入瀬芸術祭」の実行委員会(会長・小山田久十和田市長)は2日、東京都内で記者会見し、イベントの概要を発表した。弘前市出身の美術作家、奈良美智さんをはじめ小説家や音楽家などジャンルの枠を超えた作家が参加、多彩なアートを演出する。
 期間は9月21日〜11月24日。会場は市現代美術館、星野リゾート奥入瀬渓流ホテル、十和田湖遊覧船など。市中心街から奥入瀬・十和田湖地区に展開するイメージで設定した。
 テーマは「時」。各会場では海外のアーティストや新進の美術作家、小説家、音楽家、画家らが、豊かな自然と一体となった作品を展示する。
 記者会見で小山田会長は「自然の中でアートを楽しんでもらえるよう、作家の方々の協力を得て成功させたい」とあいさつ。奈良さんも出席し、活動内容を説明した。
 奈良さんが登場するのは10月12〜14日。さまざまなジャンルの音楽家とのパフォーマンスを演じる予定。「今回はミニフェスティバルを考えている。親しみやすく一体感が生まれるステージにしたい」と抱負を語った。
 奈良さんによると、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当している作曲家大友良英さんが参加するという。
 この日は芸術祭のロゴも発表。デザインは八甲田山系、十和田湖、奥入瀬渓流をイメージした。(木村和彦)
【写真説明】
十和田奥入瀬芸術祭でのパフォーマンスを説明する奈良美智さん=2日、東京都内

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