中国が新ガス田施設建設
東シナ海の日中中間線付近
東シナ海の日中中間線付近の海域で、中国が新たなガス田とみられる採掘関連施設の建設に着手していることが3日、日本政府の調査で確認された。菅義偉官房長官が午前の記者会見で明らかにし「一方的な開発を進めているのであれば、受け入れられない」と非難した。抗議の意向を示すため「外交ルートを通じて重大な懸念を伝えた」とも述べた。
沖縄県・尖閣諸島をめぐって続く日中対立がさらに先鋭化する可能性がある。
菅氏や外務省によると、現場は日本が両国の排他的経済水域(EEZ)の境界線と位置づける中間線の中国側約26キロに位置し、日本の陸地から200カイリの範囲内。(共同通信)
【 2013年07月03日 13時30分 】