秋篠宮夫妻 東京ブックフェアの韓国パビリオン訪問
【東京聯合ニュース】秋篠宮夫妻が3日に開幕した東京国際ブックフェアの韓国パビリオンを訪問し、韓国図書のブースと特別展示を見学した。韓国は今年のブックフェアのテーマ国だ。
秋篠宮殿下は特に、朝鮮通信使から現代の韓流ブームに至るまでの韓日文化交流を振り返る特別展「筆談唱和一万里」に関心を示したとされる。同展では朝鮮通信使行列図をはじめ、朝鮮通信使として日本に渡った朝鮮王朝時代後期の文官、申維翰(シン・ユハン)の旅行記「海遊録」、朝鮮通信使と交流した日本人学者の雨森芳洲が記した対朝鮮外交の指針書「交隣提醒」や朝鮮語入門書「交隣須知」など、両国に残る原本資料や絵が展示されている。
また、秋篠宮殿下がブースに展示された故朴景利(パク・キョンリ)氏の小説「土地」の日本語版を手に取る一幕もあった。
大韓出版文化協会は秋篠宮夫妻に、二人の名前を韓国語で記した韓国語の名刺と訓民正音解例本、新羅王冠写真集を手渡した。
東京国際ブックフェアの韓国パビリオンを訪問した秋篠宮殿下=3日、東京(聯合ニュース)
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