レクサスのスピンドルグリルが、わずか一代で終了の可能性
トヨタが世界展開する高級車ブランドのレクサスでは、スピンドルグリルと名付けられた糸巻き型のフロントデザインがブランドを象徴する統一デザインとなっている。2013年1月の北米国際オートショーではスピンドルグリルを採用した新型ISシリーズのワールドプレミアが行われ、レクサスブランドのほぼ全車にわたってスピンドルグリルが導入されることになった。
しかし今後トヨタは、このスピンドルグリルに拘らないデザイン開発を行なっていく方針のようだ。実質的には、わずか一代でスピンドルグリルによる統一デザインが終了する可能性が強まった。
(写真は新型IS350 F SPORT)
2013年春にフルモデルチェンジ予定のレクサスISシリーズがスピンドルグリル最終型
スピンドルグリルのデザインについては、その導入当初から賛否両論があった。レクサスはメルセデス、BMW、アウディなどといった既存の高級車ブランド陣に対して新たに参入を仕掛ける立場であったため、インパクトの強いスピンドルグリルは存在感を誇示することのできる絶好のデザインでもあった。一方でスポーティー過ぎるという声もあり、これまでレクサスが築いてきた高級志向のイメージと合わない部分も感じられた。さらに、スピンドルグリルはフロント部分を占有する面積が大きく、モデルチェンジによるイメージの変更が難しいという問題があるようだ。
近年じわじわと存在感を増してきたスピンドルグリルだが、特にその方向性を深めたのが2010年発表のCT200hだろう。その後、2011年発表の4代目GSシリーズではフロントのスピンドルグリルは明確なラインとなり、レクサスのアイデンティティとして誰もが認めるほどの存在感を得ていった。
(写真はレクサスGS450h)
現在はLFAとISシリーズを除く全ての国内現行ラインアップがスピンドルグリル化されていると判断できる。ISシリーズも2013年春のフルモデルチェンジでスピンドルグリルを採用した新エクステリアが与えられる予定だ。
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