:2013/07/03 (水) 01:13
ドル買いの動きが優勢となる中、ポンドドルは一時1.5140近辺まで下落している。きょうも下値を探る動きが続いており、5月安値の1.50台前半を目指す動きが続いている。対ユーロでも軟調な動きを続けており、このところポンドの軟調な動きが目立っている。
ただ、景況感に関しては改善も見られており、きょう発表され英商工会議所による会員の調査では、4-6月期GDP見通しは前期比0.6%増と2期連続でのプラス成長が見込れている模様。
タッカー英中銀副総裁の議会証言では景気回復は安定してきていると述べていた。ただし、リスクとして、家計負債の高さを指摘している。ただ、その場合でも追加緩和との選択肢は後退する。
ポンド円はNY時間に入って買いが優勢となっており、152.30近辺まで上昇。きょうは10日線と21日線のゴールデンクロスを示現しそうな勢いとなっている。
GBP/USD 1.5165 GBP/JPY 152.40