子宮頸がんワクチン「サーバリックス」が、定期接種ワクチンに選ばれた、製薬会社グラクソ・スミスクライン社の株価を見てみましょう。
グラクソ・スミスクライン社は、「ワクチン評価に関する小委員会」の委員に寄付金を渡しており、利益相反ではないかと報じられています。
※この本読めば、だいたい、こういうことの裏に何があるか構造的にわかります。グラクソ・スミスクライン株価
▼Glaxo | グラクソ・スミスクライン 株価 | GSK株
グーンと急上昇していますね。
今年2013年の1月後半から急上昇していますね(後述)。
ワクチンの定期接種が始まった4月から、さらに急上昇しましたね。
そして現在は頭打ちです。
アメリカでは、製薬会社が、自社株を関係者に報酬として渡す場合もあります。日本ではどうなっているのでしょうかねえ。誰か教えてください。
ちなみに、グラクソ・スミスクライン社の子宮頸がんワクチン「サーバリックス」を定期接種に選んだ委員会の開催された時期を確認しましょう。
- 第1回 2010年8月27日
- 第2回 2010年10月18日
- 第3回 2010年12月16日
- 第4回 2011年1月18日
- 第5回 2011年2月21日
- 第6回 2011年3月11日
第4回目の委員会の開催以降、奇しくも株価が急上昇していますね。委員会の中でどんな議論が行われたのか興味がありますが、「ワクチン評価に関する小委員会」の議事録が公開されていないんですよねえ。
とはいえ、株価上昇と、委員会の開催時期には因果関係などみつからないんですよ、ええ。
だけど、これだけ株価が上がるなら、数百万円くらいの寄付金は小遣い程度の金でしょう。これはまあ事実ですね。
今後、国が医療費を抑えるために、製薬治療にウエイトが置かれるわけで。企業は寄付金でしのぎを削ってシェアを拡大しようとするでしょうねえ。アメリカでは日常茶飯事です。
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