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車内の片隅に、このようにオレンジ色の吊手で示されたシートがあります。

シートの色も他のシートとは違っていますね。『高齢者や身体の不自由な方、妊娠中の女性』などの優先席と書いてあります。

そして必ず、『携帯電話やスマートホンの使用はお控えください』とのお願いが添えられています。。。

車内放送でも『優先席付近では携帯電話の電源をお切りください・・・・それ以外の場所でもマナーモードにし、車内での通話はお控えください・・・』と流されます。 これは私鉄各社共通みたいですね。

ところが、それは全くと言っていいほど無視されていることが多いです・・・・。今晩も6人掛けのシートは満席でした。 なんと・・・・そのうち5人の方々がスマホに熱中していますよ。

私自身は、この場所に座った時はもちろん、近くでのスマホの利用は控えています・・・が、電源までいちいちoffにしているわけではありません。

以前・・・ペースメーカーなどの医療器具を使用されている方に配慮して・・・と言われていました。 しかし・・・今日では、それはほとんど意味がない!!とも聞いています。

で・・・調べてみたら
医療機器に影響がなくても優先席付近ではケータイの電源を切る理由

のようですね〜。

要するに、今は医療機器への問題は全くない!!と言って良い状態だとか・・・・。
この電源off表示や、車内放送で繰り返し放送する必要はないということです。 そのことによって、むしろ乗客同士のトラブルや不快感を増幅させているのではないでしょうか・・・・。

でも、車内であるにもかかわらず、全く無神経に会話を続けている人や、以前ほどでないにしろシャカシャカと周りに聞こえるほどの騒音をまき散らかしながら音楽を聴いている人もいるのは事実です。

ですから・・・・『車内ではマナーモードにし、車内での通話はお控えください・・・』でいいのではと思いますよ。
 
歩行中、携帯や、スマホに熱中し、周囲にまったく気がつかない状況のほうがよほど危険と言えます。

さぁ、民鉄協の皆さん・・・・ここらで率先して『優先席付近での携帯の使用方法』を改めてみたらどうでしょう