2008年11月14日 (金)
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 厚生労働省医薬食品局審査管理課は、国や都道府県が備蓄している抗インフルエンザ薬「タミフルカプセル75」の使用期限を従来の5年から7年に延長することを承認した。

 既に、国や都道府県が備蓄している薬剤についても、室温(1030℃)で適切に保管されていることを条件に使用期限が延長される。

 国内には、新型インフルエンザ対策の一環として、タミフル、リレンザの2種類の抗ウイルス薬が備蓄されているが、タミフルは2010年4月から有効期限切れするものが出始めるため、廃棄などに伴い発生する膨大な経費にどう対応するかが課題になっていた。

 それを受け中外製薬は、備蓄品のタミフルの有効期限を5年から7年に延長する一部変更承認申請を提出しており、今回の使用期限延長の措置は、財政面の事情を考慮したもの。

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