科学・健康ニュース
新型インフル薬の備蓄を3年延長 期限切れを回避
2013年07月02日12時41分
田村憲久厚生労働相は2日の閣議後の記者会見で、新型インフルエンザ対策のために国と都道府県が備蓄している抗ウイルス薬「タミフル」の使用期限を、現在の7年から10年に延長する方針を明らかにした。
3年延長しても効能に変化がないことが、製薬会社の試験結果で判明したためという。本年度中に期限切れを迎える予定だった約1702万人分(約280億円)が無駄になるのを回避できる。
備蓄薬は通常価格よりも割安で入手している一方、使用期限が切れたら廃棄する契約で、期限切れで大量の薬が使えなくなるのを問題視する見方が専門家の間でも広がっていた。
3年延長しても効能に変化がないことが、製薬会社の試験結果で判明したためという。本年度中に期限切れを迎える予定だった約1702万人分(約280億円)が無駄になるのを回避できる。
備蓄薬は通常価格よりも割安で入手している一方、使用期限が切れたら廃棄する契約で、期限切れで大量の薬が使えなくなるのを問題視する見方が専門家の間でも広がっていた。
「miyanichi e press」に掲載の記事、写真等の著作権は宮崎日日新聞社または、各情報提供者にあります。無断掲載を禁じます。